サングラスの似合いかたがちょっと「日本人離れしている」というのが第一印象でした。
話しかけられた時に鴨川の流れの音にかき消される部分があって、海外からの方が日本語を話すような、どこかたどたどしい感じがして・・・・どう答えたらよいものやらと・・・。

私の早合点でしたが・・・・。
髪のカールした感じもいいですね。

ちょとだけサングラスを外してくれませんかとお願いして・・・・。
20歳前後の若い人にはない魅力がありますよね。
なかなかこれくらいの年恰好の方にお目にかかる機会も少ないし、ましてや「撮らせてくれませんか。」とお願いするチャンスはなおのこと少ないのが残念です。

女優さんやモデルさんがエステに通い、化粧法を駆使し、写真の時には照明をフルに活用し、さらには現像ソフトを駆使してきれいな姿で登場しますから、それに比べてかどうか、つい「しわが」とか「たるみが」とかあるいは「シミが」という話になりがちで、写真を敬遠する傾向はどうしても強くなりますね。

もっとこうした魅力的な方にたくさん撮らせてもらってよりその魅力を引き出す撮り方も見つけていきたいものです。

なかなかかなえられない希望ですが。

「おじさんシリーズ」で団塊前後の男たちをやった後に、いつかアラサーアラフォーの女たちを並べられたらいいですね。
でもジェンダー平等から言えば、こうして男女二元論を引きずるのは問題だなあ・…。
とはいえ、こういう分野でもジェンダー平等を軋みの無い普段の文化とするには長い道のりが必要じゃいかなあという気はしています。 是非とも意識的に多くの人々とともに知恵を出して工夫しながら推し進めていかねばなりませんが。
私にはどうもこういう感じの容姿の人に惹かれる一面があるかもしれないという気がしてきました。
先日清水寺で写真展をした際にお会いしたトルコ人の女性。10代のころから日本に興味を持ち色々勉強して10数年来の思いをもって日本・京都に来たそうです。ですけれどただただ込み合うだけで、静かな京都はどこにも見つけられなかった、とても疲れましたと憔悴して帰国して行きました。
込み合って騒がしいのは中国人の所為・・・ではなくて、もう限界だ、と言われているのにまだまだこれからだと観光に力を入れる、拝金的でいまさえよければいいの欲の塊が京都を壊していると思うのです。あとが野になっても山になってもいい、とにかく金さえ落ちればいいと思うならそれも良しとしましょうか。モノを作り生活を文化的に豊穣にしていくことよりも、それが大切だというのならば。
観光で潤っているのは誰か、その金はどう動いているのかをはっきりと市民に公表すべきだろうとおもいます。
国民健康保険の保険料は京都市が「政令指定都市・中核市・特例市(人口20万人以上の市)、および、東京23区を対象とし」た統計では全国126自治体のうち22番目に高いのです。(’14年)生保率も政令指定都市では非常に高い部類です。(2012年にはワースト3でした)(因みに大阪がワースト1.そこで維新が伸びていることについて私たちは注目し警戒する必要があると思っています。万博やカジノで庶民が潤うことはないのに。)
いや、だからこそ観光に力を入れると言いうひとがいますが、持続的な観光の町になる条件を自ら掘り崩しているのが京都だと私には見えるのです。それに観光はもはや『公害』だとさえいう現状が世界の観光の町のあちこちに出ています。
ホテル、民泊が増え、土産物屋はうるおい、着物レンタルショップは盛んにみえる。私はそれに加えて大手の観光寺社の潤い振り、なかんずく神社が次々と建物を建て社を新増設しているのは何事やらんと疑念を抱いているものです。
今月20日を過ぎても雨続き?予報ではそういっています。
今年の夏は短くなるのでしょうか。
私の好きな夏が。
- 2019/07/18(木) 00:00:14|
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