さすがに12月の25日ともなると「寒い」のです。
上賀茂神社の手作り市は・・・終い天神や高校駅伝と同じ日だったこともあって・・・人出はもう一つでした。
この時期は出店を「やめとく」方も少なくないようですが、逆に新出店者とお会いするチャンスでもあるようです。
この方たちは今日が初めてだというわけではないのですが、ごく最近登場の方たちです。
「STOYA」と「Nuit Blanche」さんです。
まずは「STOYA」さん。

この男性は、本業の傍ら趣味で革製品を作って友人・知人に喜んでもらっていたのですが、本格的に取り組もうということで、ロゴマークも作って製品化しています。

作られたものはシンプルでスマートなデザインです。
今日は寒いためもあってお客さんがいつもよりまばらなので少し話しこみましたが、自分自身が販売に出てみておおいに学ぶことがあったといっていました。お客さんから直接に声を聞くことの楽しさと大切さを自ら何度も何度も繰り返していました。厳しい注文もあったようですが、そういう声を聞かないで、ただ「打ち込んで」いるばかりではダメなんだと。

販売の方は奥さんに頼っていた時期もあったそうで、
「よくあるパターンだね。」
「はい、そうなんです。 初めはどういうことを話せばいいかわからなくて・・。」

このお店は向かって右側に陶器、左側に革製品が並んでいるのですが、お店には3人が立っています。2=3という関係がよくわからなくて、話を聞くとこの長身の男性は、
「普段デザインの仕事をしているんですが、自分の製作物を出しているわけではないんです。」
「彼は客としてきてくれたんです、話が合って、店の名前のデザインをしたプレートを作ってくれたり、作るモノや展示の仕方などにデザイン的なアドバイスをしてくれているんです。前回は荷物の搬入なども手伝ってくれて、今日はついに一日こうして一緒に店に立ってくれているんです。」ということらしい。
人の出会いというものは不思議なものだ。

なかなか存在感があるので3人のうちのリーダー格かな、と初めの印象。
今振り返りながら話をしている相手が女性の出店者の「Nuit Blanche」さんです。こちらは陶芸。
- 2012/01/11(水) 00:01:23|
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