以前ポリバケツ、フライパンや灰皿を叩いていた人です。
今日はドラムセットで登場。仲間が、他張ドラムスのセットを持って現れるはずだとか。

ここでは何度かお会いして、少しばかりのお話もし、写真も撮らせてもらっています。
それに先の写真展には、プリントで登場していただきましたし。

ちょっと顔なじみになりましたので、今日はずいぶんいろいろお話を聞くことができました。
彼独特の音楽を作りたいという気持ちが強く伝わってきました。

左手と足できちっとリズムを刻んで右手で遊ぶ。

ずいぶんいろいろ研究しています。
超絶技巧のドラマーはたくさんいる。自分はできるだけシンプルな楽器構成で今まで人の気づかなかった演奏法を試してみたいと言います。

単にうまくなることを目指しているのではなさそうです。
そんなところはちょっと共感できます。私の写真観とも通じるものがあるように思いました。

このセットに何か付け加えて目新しい演奏をすればそれはそれで注目されるだろうけれど、自分はこの中で追求したいと。

増やしていけばお金もかかるしね、と笑いながら。 その点も同じです。
北野さんに行くと七夕飾りがたくさん並んでいました。それにはたくさんの短冊が吊るされていましたが、その大半は「志望校に合格できますように」です。
おいおい神さん、ワシあんたに言いたいことあるねん。
ワシらな、あんたにこの世の中のことあんじょうしてほしいさかいに頼りにしてまんねんで。大体この世では金のあるもんや権力あるもんがその力を使ってうまいことして、それはないやろ言う不条理なことばあっかり起きてるんや。まあここでいちいちはそれは言わんとこ。そういうことをあんたはなんもせんとだまあってみとって、私は神ですってな顔をよう平気でしてまんなあ。
まあそれは置いとこ。
わしが我慢ならんのはやな。あんたが子供の教育上えげつのう悪影響を子らに与えているっていうこっちゃ。
学校の入学試験たらいうもんはその子の親に力があるからとか、男だからとか女だから言うて依怙贔屓して合格を決めるんやなくて正々堂々試験で好成績をとったもんから順に合格にすんのが筋やないか。そやろ、違うか。あんたも常々わてらに「正直に生きや」とか「人を足蹴にしたらあかんで」とかいうやないか。そやのにになんや。あんたに手もみして金差しだしたら優先的に合格させるてか? 神頼み言うもんは本来公正公平な審査では通らんもんにあんたの力で下駄履かせてちょうだいいうことやろ。合格点があったら合格、それが足りなんだら不合格やろ。あんたに頼むんはそれが足りんでも合格にしてんかいうことと違うか。
いやそうやないいうもんもおるわな。点数をひっくり返して言う様なえげつないあくどいこと頼んでるんやない。その日にせいぜい実力が発揮できるように応援したってくれちゅうことやとか。
じゃあ何か?ここにきて賽銭あげて手もみしたモンにはうまい具合に事が運ぶように手心加えるけど他のもんはほっとくいうんが神心言うんか。
これかて神さんは自分にすり寄るんは応援するけどそうでないモノは助けたらんとこいう、まるでその辺のどこにでもいてるおっさん程度のもんだいう事やないか。そんな程度のもんにこの世の事情をあんじょう塩梅する力があるとはとても思えへんねんけど、どないだ。
『私を何とかあなたの力で合格させてください。』いうんは、その代わりに本来なら合格できるはずのもんを一人神さんあんたの力で落としてください言うてるのとおんなじやで。何が違う。
まだ未熟な子らがそういってあんたに頼むんはまあ百歩譲って同情の余地はある。けんどいい大人が子供に先立ってそういうことを頼みに来る、そしてその姿でそういう考えを子供に教える、これは一体何やねんとワシは思う訳や。それに学校の先生まで来てな。ひどいのは修学旅行のコースに入れて、そういう自分さえよけりゃ他の誰かが神さんの力で不当に落とされても「合格して嬉しい」で済ます根性を先生が子らに教える姿をあんた黙ってみてるんか。それでもあんた神さんか。えっ?!それは人間の問題だてか。あんたには関係おませんてか?
あんた全国に随分支店を持ったはるなあ。その支店であんたにお願いするんと、ここの本店にきてお願いするのとであんたの「そうか、まかしとき。」いうのんがちごうてくるんか。まさかなあ、そんなワシらみたいなちっぽけな人間のするような差別はせえへんなあ。
ワシらみたいなもんにはそこんとこあんたからはっきり言うてくれんと。つい、わしらの生きてる俗な世間の俗な尺度でものを考えがちやから、その辺もあんじょう頼むで。
- 2019/07/11(木) 00:00:35|
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