この清水寺の建物をお借りしての「音楽の祭日」イベントには無報酬でのスタッフが参加してくれています。
音楽を提供するミュージシャンも私のようなものも、そして事務局のスタッフも、会場整理や受付などを担うスタッフも皆ノー・ギャラです。
ただただこうしたイベントの意味と楽しさを共有して成功させようと協力しあう仲間です。

私の会場にもどうしても受付スタッフが必要です。募集に応じてこの方も一日入ってくれました。
当日に「初めまして。」です。
この日たまたまお忙しいスケジュールが空いたので応募してくれたんだそうです。

普段の私の個展では私一人在廊して暇をかこっているわけです。
でもこの日は二人の方が助太刀に来てくれましたから、この日の120名ほどの来場者に対して対応で来たわけです。
そうでなければ、お客さんの写真撮影の時間など到底とれません。

スタッフさんにしていただくお仕事の説明をしました。
「お客さんの中に希望する方があれば、その方の写真をお撮りするサービスがあります。」といいますと、じゃあ私も是非と言っていただいて、お客さんがまだ来られないうちに撮ったわけです。

この会場を離れられませんから皆さんをお撮りするのに、同じような状景になってしまいます。
それでもどうすれば多少とも変化が出るか思案しながら、・・・・声掛けも、どの程度にするのがいいか手探りです。
その点に経験の差が出ますから、その経験も生かさないと・・・。 まあ図々しさの違いとも言いますがね。

申込書ではブログやFBへの掲載を必須条件として確認することになっています。
ただ迂闊なのは、外国の人にはこれを確認する準備ができていないので確認が難しいという事です。この申込書まで英語版、中国語版を作る知恵が働いていませんでした。
私の脳みその国際化が不徹底でした。次の11月にはぜ、ひせめて英語版と中国語版は作っておきたいと思います。
会場内において配布したプリントは英語訳、中国語訳を併記するようにしたのですが。

私としては、この写真展を市民レベルの世界友好の小さな実践とも位置付けていのです。
今、国政を担当している政治家たちにはあまり多くをというかほとんど何も望めませんからね。

写真を何のために撮っているのかという、そういう問題も時には考えるのです。
- 2019/07/02(火) 00:00:11|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0