知恩寺の手作り市からの帰り道です。今出川通は人も多いし車も多い。そこで裏道を通って帰ろうとするとそこにこの人がいました。
知恩寺の手作り市は今やメジャーですから、遠くから電車やバスでお客さんが来ます。京阪出町柳駅から知恩寺まで歩く人はこのコースが便利なのです。
知恩寺境内に出店しなくともここに出店していれば結構な人が通りかかります。
北野天満宮の「天神さん」でも周囲の民家の軒下やガレージなどで出店している人がいます。
「へ~、こんなところで。うまく考えたなあ。自分ならやれるかなあ。」などと考えながら・・・。

アンティーク風な装身具を作って販売しています。まだ20代半ばの若い方です。
少し話を聞いていると「いたいた。」と駆け寄ってくる女性がいました。その方は以前にここで買ったものがすごく気に入って、どうしてもまた新たに欲しいのだということでした。

一つを手にとると、う~ん、これもいいなあ、あれも可愛い、と次から次へと手にとります。腕飾りなど幾つもつけて試してみています。よほど気にいったのでしょう。

とても丁寧な作りになっているだけではなくて、少々大人っぽいテイストに可愛らしさを加味したもので銀の渋さが効果的です。
「どう?!これもいいでしょ?!」
(⇔)


「この三連のものは手を下げた時にそれぞれが重ならないでほら、こいう風に・・・・。」
ちょっとゴージャスになります。
これも気に入ってくれたようです。

自分の作ったものを喜んでくれているお客さん。
できるだけ似合うモノを選んでもらってもっと喜んで使ってもらいたい、そういう気持ちが全身から感じられます。

「手作り市などではこういうものが喜ばれるから、自分でも作るのが好きだし、つくってきたけれど、もともと絵を描きたい思ってそれも続けてきた。もうそろそろ絵に全力を注ぎたいと思って、装身具作りをやめようかなと思ってるんです。」
同じように芸術系の大学を出た人たちの頑張りや活躍も気になるのでしょうか。
「あなたの絵の作品も見たいなあ。」
「作品ができたら連絡しますね。」
まだまだ20代半ば、これからです。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2012/01/06(金) 00:01:02|
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