たった5人の教室にこの人はいたのです。
授業が終わるとカップに一杯の水を運んでくれるたのがこの人でした。黒板を拭いてくれる人もいましたから皆で役割を分担していたのかもしれません。
授業を終えて水を運んでくれる…日本ではそういうことはないですから、新鮮でした。

嬉しいことに、この教室で学んだ5人のうちの3人と今でも交流が続いています。
この人には少し前に会えるはずだったのですが、事情があってこの日になりました。元気な姿を見ることができるのはうれしいものです。

私がいつでも撮りたがっているのはずっと以前から知っていますから、「まあしょうがないなあ。」と思ってその都度付き合ってくれています。

この人は元来は運動好きで活発な人です。学校にいるころバレーボールをしていてひどい捻挫をしたのに、負けず嫌いも手伝って、すぐにコートにもどって怪我をひどくしてしまいました。
その時に私が宿舎から、冷凍しておいたハンバーグの種を持ってきて足首を冷やしてあげたのを恩にきてくれて・・・・かどうかは知りませんが、私の家族とも仲良くしてくれています。

まあ、そういう意味ではかなりプライベートな写真ではあるんですが、何とか「この一枚」を撮りたいものと挑戦しています。

こうしてみるとあの「聡明で可愛らしい少女」だった人が、こうして大人の女性に成長しているのが分かります。
一般的に言えば、私がこの人(や、この人の同級生たち)のお世話をする立場なんでしょうが、すっかり面倒を見てもらっています。
で、家人は良い人たちに出会って本当によかったわねぇと度々いうのです。
綺麗な人をきれいに撮る・・・なんて難しい、魅力的なことでしょう。
- 2019/06/05(水) 00:00:57|
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