清水寺での写真展が終わったら、またペースを戻して人を撮る活動を楽しんでいこうと思います。
今度の写真展では、これまで撮ってきた音楽関係のものをある意味で根こそぎ見直したので、それで、ちょっとテンションが回復しなくなったのかなとも思います。
分不相応な心理かもしれません。

ずっと依然、私は自分の写真のスタンスを「ドクキュメンタリー ポートレート」なんて言っていました。
そこからちょっとずれて来てはいたけれど、そこにはちょっと欲もあったし、いいかっこしいもあったように思う。
まあそれも悪くはない。
良くも悪くもこれまでの課程のその一つの現れが今度の写真展だったと思います。

まあ理屈をつけているうちは「撮りたい!」が膨らみ切っていないのかもしれませんが。
「踏み切れない」状態は、もう開き直って越えたらどうだとも幾人かから背中を押してももらうのだけれど、なかなかそういう風にはいかない。そこができるかどうかは今後の5年の様相を決めると思うのに。
こういういっぱしの写真家気取りみたいなことを言っているだけ那ところが歯がゆいと言えば歯がゆい。

しばらく使わないでおいたこのカメラの使い方が分からなくなっていた。
人に会って撮らせてもらう呼吸も忘れてしまわないうちに再開しないとまずいなあと思う。

心身のエネルギ-を相当必要とするこの活動を何時まで続けられるかは分からない。が、こういう撮り方を他にあまり例をたくさん見ないというだけの価値はあるだろうから、リタイア後の第三次5カ年計画段階までに、もう一皮むけたいものだと思っている。
そうやって大層に思い入れているような自分を経験するのもこれまた一つの人生だろうから。

次は京都ファインダー倶楽部の写真展がある。
でも正直言うと、次は5回目の(あるいは7回目かも知れないけれど)個展を目指したい。
10回は、やりたいから。
そのためにはそれを阻害する要因はなるたけ排するようにしたいと思っているし、それに向かうことには貪欲になりたいと思う、 今日この頃。
- 2019/06/02(日) 00:00:52|
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