私はリタイア後にとても贅沢な時間を持つことができるようになりました。
と言っても私が主体的にその時間を作りだしているのではありません。まあ言ってみれば御相伴にあずかっているという事なのですが。

ある方のご自宅が湖岸の立派なログハウスなのですが、そこに演奏家を呼んで音楽に浸り、その後でワインパーティーをするのです。
少々の会費と持ち寄りの一本や一品で。
言うほど贅沢な食事ではないのですがそこに集まる方々がまさに多士済々ですので交歓が贅沢で楽しいのです。

それに演奏家たちは若手ですからとてもつらつとして彼らとの交流もまた楽しいのです。
そのうえ、私はこの企画の音楽家側の呼びかけ人であるファゴット奏者の厚意とログハウスのご主人の配慮で、毎回、リハーサルの写真を撮らせてもらっているのです。

リハ―サルは2時間余りみっちりとするのですが、その間、私はずっと撮り続けているのです。
こんな贅沢があるでしょうか。
これまで撮らせていただいた人たちからも好意的な反応が寄せられて、それで毎回のお誘いをいただけるわけですし、若い演奏家たちも受け入れてくれています。
演奏家には参加するとかっこいい写真がついているよということになっていて楽しみにもしていただいています。

今日の弦楽器演奏の若手たちは京大交響楽団の面々です。
その演奏力は・・将来音楽の道に進むの?と期待させるような人ばかりです。
皆さん当たり前にピアノも弾きますし、他の楽器もこなします。
この交響楽団はちょっと片手間に参加ということが許されないくらい密度の高い練習を積んでいます。

今日はいつもの木管楽器に加えてストリングスが参加です。
期待できますね。

オーボエの彼は若手たちにとって大先輩に当たりピアンの演奏家でもあり、作曲に編曲もします。
この会の演奏の度に彼がその時の楽器の編成に合わせてスコアを書いているのです。
実にマメで気が付き、よく体を動かして働く、他の人にやさしい好人物です。
- 2019/04/28(日) 00:00:45|
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