どんな人にもインフェリオリティー・コンプレックスというものがあるようです。
本人が「○○ということが私の劣等感のもとになっている。」とか「この点は自分では自信がなくて、むしろ人には知られたくない。その点を注目されたくない。」などということはあるものです。
そして、それが存外他の人から見れば、「えっ?! それのどこが人より劣っているの。」「隠さなければいけないほどの事なの。」ということがあるものです。

子供のころに親や先生から言われたちょっとした言葉が、ずっと心に残って、あることがとてもコンプレックスになっていたりします。
人間の心理は複雑です。
まあ、しかし、人間はすべからく不完全ですし、そもそも完全なんてものは人間が勝手に生み出した理想、理念なんですから、そんなものと自分を引き比べては勝ち目はありません。 でもそれにしてもこの俺のこの姿は・・・とかまあ色々な思いに駆れるのは仕方のない心理です。
だって世の中の大半の人々にとって、無論この私にとっても、そこらあたりを見渡せば自分よりましな人であふれかえっているのですから。

この人にも私が思いもよらないコンプレックスがありました。
しかし、まさにそれを私は褒めていたのです。君の○○は素晴らしい、と。 実際、そうなんですから。
まあ、そんなものです。 皆さん、聞いたら驚きますよ。

そして、私は写真でそれを証明しているというわけです。

論より証拠ですからね。
この人は納得してくれたでしょうか。

この時期は花粉症の悩みを持つ人が多いですね。 私の娘も孫もかなり重症で、傍目に見ていても可哀想なくらいです。
そういう花粉が肌を刺激して肌荒れの原因にもなるんですねぇ。先ほどのコンプレックスとは別に「今日は調子が悪くてごめんなさい。」といっていました。
昨夏撮影をした時にはきれいな脚に「虫刺されがたくさんあって・・・。」と、アルバイト先にたくさん虫が出て、あちこちに赤い斑点が見えたのです。

この人はそういうことを無理に隠さない人なんです。 無論、避けられることはちゃんとケアして、よい状態で撮影の臨んでくれるのですが、だからといって「今日は撮影は無理」だなんて言わないのです。

いいんです、それで。 それでも君は美しい・・・なんてコピーはありませんでしたか。

- 2019/04/02(火) 00:00:46|
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