もう3月も中旬ですから私がこのブログを初めて満8年が近づきます。
今日も拙ブログを見ていただいている皆さんには本当にありがたいと思います。感謝申し上げます。
また見せていただいている皆さんにも同様に感謝申し上げます。

私が死んでも大したものは何も残りませんが、このブログは残る・・・・残ってしまう?・・・事になります。
私が対象としてきたような人々を継続して撮り続け、こうしてブログにアップしている人間はそう多くはないだろうと想像しています。
周囲の評価はどうあれ、ちょっと自慢してもいいくらいなのかなと思う事もあります。
個展が大小合わせて7回?
グループ展参加が4回。
写真集一冊(と言っても私の写真で構成されているとはいえ、イベントの企画として発行されたものですが)
CDジャケットへの写真の提供 2
撮らせていただいた方々の累計実数が 1410名余り。
まああまり取り立てて言う事でもないですが、撮らせていただいた数はやはりちょっと意味があるかなと思っています。

こうした方々に出会って撮らせていただいたことで、私の環境が少しずつ変化してきています。そこが私にとっての注目点です。
別に「写真(作)家」らしい存在感を見せ始めたとか、周囲の扱いになったとかそういう事ではなくて、「あの人はいつも人を撮る」ということで認知されるようになってきたという事です。ただそれだけです。
ただその「ただそれだけ」が結構大きいなあと感じています。

第一今日のこの写真を撮ることができる、撮らせていただけるということ自体が、ある意味普通じゃないと思うからです。
今月の初旬にある若手の注目のバイオリニストのリサイタルのリハを撮らせていただきましたが、それは私が「音楽家の写真を撮っている。」ということを知った方が、バイオリニストやその親御さんにお話をしてくれて得た機会なのです。
グループ展に古楽アンサブルの写真を出したことが影響しているのだろうと想像しています。
紹介の労をとってくれたのは同じ写真倶楽部の若い仲間です。

旧職に就いていたころまでは足を踏み入れたことのない場所や、お会いすることはまずないだろうという方にお会いし、また通常では入り込めない状況の中に入って写真を撮らせていただけるのは、実は我がことながら驚くようなことなのです。
それだけでもこの8年間の意味はあったのかなと思っています。

私のリタイア後の人生設計の第3段階=第3次5カ年計画まで、あと2年です。
この2年間を大事にして、第3段階に新たな展望が切り開けるようにしたいものだと思っています。
(仰のけに転げないようにしなければとも自戒しながら。)
- 2019/03/12(火) 00:00:15|
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