「横浜から?!」というのが第一印象でした。
横浜から知恩寺の手作り市に出店なんて、なんて熱心な人なんだろう。まあ私をブログの世界に誘ってくれた中高時代の友人が横浜にいるせいもあって「横浜」に反応してしまいました。
このお店の物品を製作しているのはこのお母さん。販売・出店の手助けをしているのは、・・・お母さんからこの素敵な娘さんを奪って大阪につれてきてしまった人がいて、そのおかげでこちらでの出店を助けている・・・娘さん。

お母さんはこうした手作り市でいろいろな人に出会って、「鞄を喜んでもらえるのが何よりの楽しみ。」なんだそうで、「時々お客さんが『これいいなあ。気に入ったなあ。欲しいなあ。』なんていうと『じゃあ、持って行って。』なんていうんですよ。」と娘さん。
とにかく人に喜んで使ってもらえるのがうれしいのだそうです。
しっかり者の娘さんです。なにしろいったん英文学?で大学を卒業して、こちらで改めて大学に入り直して建築を学び、一級建築士になってしまった才媛です。
だからデザインにも興味があり、優れた力をお持ちのようです。
(その娘さんが私のカードの写真を見て、さかんに「いいですねぇ」を連発してくれたので、私はすっかりご機嫌になりました。)

「私に蛇皮を持ってきてこれで鞄を作ってくれなんて言う人もいるんですよ。お客さんから預かった大事な材料だから失敗するわけにいかないし、今そのことで頭がいっぱい。」と満面の笑みで話されるお母さんです。お客さんに期待され、喜んでもらえることで生き生きとされておられます。
でも店に入ると、娘さんを全幅に信頼されて任せっ切り。
ずっと後ろから「ついている」だけという感じです。いい母娘ですね。

見てくださいこの娘さんを見る目と口元を。

こんなにたくさんのものを作って、働き者なのですね。

お客さんが「(やっぱりほしいから)銀行でお金をおろしてきたの。」と先ほどからとっかえひっかえ選びに選んでいます。お得意様だそうです。リピーターが多いということは・・・。

何しろ夜行バスで横浜とを往復するという元気なお母さんです。
これからもたくさんのお客さんを喜ばせることでしょうね。
- 2011/12/28(水) 00:03:04|
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