京都府立大学、京都工芸繊維大学、立命館大学、花園大学、精華大学、竜谷大学、京都産業大学・・。
ここ一カ月くらいの間に写真展を見せていただいた大学です。大学の写真部は今の時期が学外内外での展示の山場のようです。
そんな中京都外国語大学の写真展を見ました。

大学によって様々な顔を見せてくれます。外大はカラー写真が多数を占めていました。プリントはA4くらいであまり大きな作品はありません。(正面に写っているのはモノクロです。農村の一場面を描いていますが空がとてもきれいです。私の好きな作品の一つでした。)
どこの大学の展示でも、入場すると「アンケートをお願いします。」とボードを差し出されます。
私はこれが好きではありません。第一面倒です。
それに何より、何故、直接声を聞かないのかと思うのです。
そして私はどこの会場に行っても「合評会はしている?」と尋ねます。おおむねどこの大学でも「合評会?」という感じです。立命館がもっとも合評会をしっかりしているようです。
中国天安門広場、アフリカなどの外国の写真が見えます。 今の学生たちにとって外国に行くということは、さほどハードルの高いことではないようです。
この男子学生の作品です。舞台はアフリカ。仕事に出かけた夫の留守を守る若い母親の姿です。
背後の牛飼いの姿の取り入れ方といい、なかなかよくできています。
一緒に、「ここをこうしてトリミングしたらどうなるだろう? 君はどう思う?」とひとしきり一緒に合評会をしてみました。

とても真剣に素直に楽しんでくれました。 別の会場で展示会をしていた竜谷大学の学生も「サークルの中でこんなことができないか相談してみます。」と言ってくれました。
批判するのも批判されるのも敬遠する学生たち。それを彼らはよく自覚しています。自覚したうえで態度がわかれます。
大学で公認されたサークルとしてやっているからこそこんなギャラリーで展示できるのですね。うらやましいです。
でもサークルに入って仲間がいるということの意味をもっと大切にしてほしいなあと思うのです。それで「余計なお世話だ」と思われながらも「合評会やってる?」と聞いてしまうのです。
この男子学生のような学生がたくさんになるといいなあと思います。

(⇔)
この人は写真部の会長さんです。この人がまたなかなかすごい人です。

※ 昨日と今日の記事が前後が逆転してしまいました。 お詫びします。
- 2012/01/08(日) 00:05:11|
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先日はありがとうございました。
またぜひともうちの写真部の展覧会に来て頂ければ幸いです。
素敵な記事を書いて頂いて本当にありがとうございます♪
- 2012/01/15(日) 23:54:55 |
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- キタデセイカ #-
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そうですね。ぜひ写真展にはお邪魔したいですね。
キタデさんが東北の人々やアジアの人々の様々な思いに深く感じて、まず行動している姿に敬意を感じます。写真を通じて世界と向き合い手を結んでください。そしてそのことを広く皆に教えてください。
またお会いできるといいですね。
- 2012/01/16(月) 19:36:51 |
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- soujyu2 #-
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