もう何度も撮っていますので、お互いに多少は気心を知っているとはいえ、やはり助走が必要です。
お互いの今日の調子、気分もつかんでいかねばなりません。

歩きながら、今日はどのあたりで、どういう感じの写真を撮りたいという話をします。
私が事前に知らされていることは、今日はミニスカートで来るという事、前回より髪が伸びたという事くらいです。
そして、上着の下は比較的ぴったりとしたハイネックがいいとは私から希望を伝えてありました。希望通りでした。

幸い今日の天候は予想より良くて光もあれば空気もさまで冷たくはありません。風も穏やかです。
有難いことです。
それでも一枚目の写真の左隅に見える人はダウンの上着を着ています。
私はミニスカートというやつを履いたことがありませんので、冬の寒い日に若い女性たちがこういう服でいられることがなかなか理解できないのです。
寒くはないの?
どうも大丈夫らしいです。

この人もそうですが、約束の時刻に待ち合わせて、予定の時刻に「さようなら」をいうまで、いえ、時にはそう言った後にさえ撮り続ける私の性癖をよく受け入れてくれて撮らせてくれます。
人は観察すればするほど、いろいろな場面に遭遇すればするほどその人自身の持ち味ある表情を表してくれて、こういう可愛らしさがある、こんなきれいさが見つかる、意外とお茶目だねぇなどなどと千変万化するのですから、カメラを手放せないわけです。
私との会話を通じてでも、「へえ、こんな表情をするんだ。」という面がつぎからつぎへと出てきます。
またそういう人であるからこそ「フォトマヌカン」に相応しいのですが。

それにこれくらいの年齢の人の変化は「三日会わざれば・・・・」という位ですので、消えていく、失われていく魅力もあるし、又育ってくる魅力もあるという訳で、今日この時を逃せないのです。

これから何度かに分けてこの時の写真をお見せしますが、
若い女性を撮る楽しさを多少なりともお伝えできるのではないかと思います。

では、お楽しみに。
- 2019/01/18(金) 00:00:49|
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