緊急アップ!!写真展「のこされた動物たち」
京都 明日から僕たちはとても忙しいから、大切なことをすぐに忘れてしまう。
僕たちはとても臆病だから、知りたくないことがたくさんある。
知ったらなにか出来るのだろうか。
覚えていれば役に立てるだろうか。
見なくて済む悲しみを知って
ただ苦しくなるだけじゃないだろうか。
知らなければ、それは僕にとって、無いことと同じ。
辛く苦しくなることも無い。
罪悪感や、無力感に襲われることも無い。
でも本当は、起きている。
でも本当は、死んでいる。生きている。待っている。
知ることでしか、なにかは始まらないから。
たくさんのいのちが、今度は京都でお待ちしています。
太田 康介 写真展「のこされた動物たち」京都
【 入 場 無 料 】
<日時>
日程:12月13日(火)〜18日(日)
時間:11時〜18時 (最終日のみ17時)
※初日と最終日は太田カメラマンが来場。
<場所>
京都市中京区寺町通三条上る天性寺前533
「ギャリエ ヤマシタ」2号館1階 画廊
太田さんのブログに詳しい行き方が紹介されています。
多くの方のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
<主催>
写真展「のこされた動物たち」@京都 実行委員会(代表:かわしま)
連絡先:espero3.11☆gmail.com(☆を@に変えてください)
◆太田 康介(おおた やすすけ)Profile
1958年生まれ。滋賀県出身。フリーランスのカメラマンとして、アフガニスタン、カンボジアなど紛争地域を撮影。04年に猫を飼い始めたことで魅了され、以降は動物も被写体とする。
原発事故によって取り残された動物たちの窮状を知り、個人で保護活動を行いながら今も撮影を続けている。
◆著書「のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録」(飛鳥新社)
◆ブログ「うちのとらまる」
丸ごと転載です。
この写真展を見られなくとも、ぜひ太田氏のブログを見てください。

太田氏に会場の撮影とともに自らも被写体となることをお願いしました。
緊急避難の命令、短時日で帰って来られるだろう・・・希望的観測ばかりを流した行政と東電。
そのためにつながれ、囲いこまれたままの動物たち。自らえさを求めることもできずに餓死していく。
人の助けのあることを信じながら・・。
(⇔)

この「伝える力」はどうだろう。
太田氏の高い技術と、見るべきものを見る冷徹さ、撮らないでは、伝えないではいられない心の熱さ。
静かな、静かな、しかし抑えようのない怒りと悲しさ。
写真のひとつのあるべき姿を見た思いでした。

作品はあくまで作品ですから、間接的な紹介なりますが、とにかく機会のある方はギャラリーに、そうでない方はブログを訪ねてください。

私も、この写真の動物たちを見ていて目にあふれるものを止めることができませんでした。

今も避難地区で動物たちにえさを運び、収容・保護のボランティアをしている方々がおられます。
助けを求めている動物たちがいます。

「写真て何だ」という気持ちがおこりかけていた今日この頃でしたが、太田氏によってまた写真の力を知らされました。
- 2011/12/14(水) 21:15:13|
- 人物
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| コメント:2
ご説明を読ませていただいただけで、
とても心打たれる、意義ある写真展とお見受けします。
ご盛況を祈ります。
- 2011/12/14(水) 23:06:47 |
- URL |
- kanmo #UwJ9cKX2
- [ 編集 ]
直接の支援も大切ですが、支援者を支援することも必要なことかなと思ってアップさせていただきました。
まっとうな人を「そうだこの人こそまっとうなんだ。」と周りが声を出すこともとても大事なんだということを戦前の経験から学びます。
- 2011/12/16(金) 08:56:35 |
- URL |
- soujyu2 #-
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