こちらはメインの広い部屋ではなくて、間口一間半、奥行き二間くらいの部屋です。
壁に自由に描いてくださいということで参加しようとしたときに、広いメインの部屋に描こうと考える人と・・・・こちらはこの後のパーティー会場にもなるんですからより多くの人の目にも触れ、話題〔酒の肴かな〕にもなるはずです・・・・、そうではなくて敢えてこちらの狭い部屋に、あとに描く人の事を考えてか、隅の方から描く人とのものの考え方には違いがあるのでしょうね。

後者の考え方をするはこういう絵柄を選ぶのかな。何かリンクしているような気がしました。
広い部屋では男女の図にしても円の絵にしても天井まで空間を利用し溢れるエネルギーが表現されます。
広い部屋で描き始めたある画家さんは、壁面の四方全体に繋がるもの描き始めて、それは止めてと、制止されていました。
他の人が描くスペースに影響することなど眼中にないのでしょうかね。全体の基調になるメッセージを込めたものを「私が」描こうと思えるメンタリティーが画家らしいなあと思ったり思わなかったり。

こちらでは描いている間に茶々を入れる人も話しかける人もいません。
私はこういうところでこつこつを思いを込めている人に関心を持ってしまい、「メイン会場」での進行に立ち遅れたり、乗り損なったりすることが度々あって、それが例えば、「この企画全体を仕切ってね。」「記録写真をよろしく。」などと言われていることを忘れてしまう悪い習性があるのです。

それで、分かっていても失敗を繰り返すので、ある時から、そういう役割を受けないようにしています。
ことにリタイアした後は。
私の特性がそういうものであるので、それをセーブするより、そういう人間として行動した方が、拾えるものがあるんじゃないかと思うからです。

木の葉が舞い上がるようにこれから二階に移るギャラリーが飛躍せよという事でしょうか。

この方のこれからの作品もその一幕を作っていくのでしょうね。
- 2019/01/14(月) 00:00:54|
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