「利き酒の会」があっての帰り道。
二次会も終わった時刻ですが、街はまだまだ家路を急ぐという気配ではありません。
隣では女性ボーカリストが道行く人の耳を集めています。

ほろ酔い加減の男性がその女性歌手に「投げ銭」するつもりで、間違えてこの絵描きさんの箱に入れてしまいました。
でも、ご機嫌なんでしょうね。「間違えたから返して」とも言えませんし、改めてノグチヒデオを彼女の箱に入れていました。

私もほろ酔いなんですが興味・関心はこちらの絵かきさん。
実はこれまで撮らせていただいた1000人を超える方々の男女比率に異変が生じています。
というのも男>女ではありましたが、その差は長い間4%弱でおおよそ52%:48%がキープされていました。それ自体不思議なことでしたが、ここにきてその差はどんどん広がり今や54%:46%と、8%強もの差が付くようになってしまいました。ですから実数としても100余人の差ができているということになります。
知人が私を紹介してくれるのに「80%は若い女性を対象にして撮っている・・・。」などという言葉はますます非現実的なものとなっているのです。

これは一体どうしたことでしょう。
全体として撮影のペースが落ちてきていますが、その減数の多くは女性を撮らない、撮れていないということが中身のようです。
女性を撮るときのある種の「煩わしさ」を越えようという気力が萎えてきているのかもしれません。

「おじさんシリーズ」をやろうなどと言い出したのがいけないのかもしれませんが、そう言いだした心理的背景もそこに通じているかもしれないですね。
女性に魅力を感じる気持ちに変化はないと思うのですが、・・・・おかしいなあ。
コンパネに描いているのですが、どうやら全国各地を回って描いているようで、その所々で絵を買い取ってくれる人や施設があるようです。
こんなコンパネ、どうやって運んでいるんでしょうね。

この場の照明の条件がとても悪いので、そのことをお話したら、グッとこっちの、比較的照明の届く所で描いてくれました。
この夜も寒さはさほど厳しくないのですが、これから冬が本格的になると大変でしょうね。
- 2018/12/28(金) 00:00:14|
- 絵画
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やはり被写体になってくれる方の魅力ですね。
好きなこと、得意なこと、やりがいのある、意味のあることに取り組む人は魅力的です。
表情や姿勢を整えて納まるという写真よりも、集中しているゆえに少し顔がゆがんだり、口元に力が入ったり、あるいはどこかに油断があったりという本気さの写る写真が私は好きです。
- 2018/12/29(土) 23:15:30 |
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- soujyu2 #-
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