あと10年もすればこういう姿も珍しくなるかもしれません。
どんな機器が生まれて来て私たちの生活を変えていくでしょうか。
今の私がそうであるように、今のこの若い世代の人たちが「最近の〇〇にはとてもついていけないねえ。」なんて会話する日が来るんですね。

どうやらお母さんから頼まれごとの連絡が入ってその返事をしているらしいです。
黄色のセーターにピンクのコートの裏地。何かスィーツにでもありそうな色の組み合わせです。

植田正治氏はずいぶん意図的で構成的な写真を撮っていました。
私は植田氏の写真はかなり好きなんですが、あのような演出をすることはできません。
その植田氏の演出的な構成とは違いますが、こんな写真が撮れました。
偶然ではありますが、ただ偶然だけだとも言えません。 そこがストリート写真の魅力ですね。
様々な要素が偶然に動く中で、ある瞬間をピンポイントでつかむにはそれなりのイメージをもって心の準備をし、適切な撮影ポイントをを予想して又俊敏に反応することが肝要です。
この瞬間の前にも後にもこの構成はないのですから。

タクシーが駐車場で止まらないでこのすぐ近くまで乗り入れてきました。
そして二人の男性がカメラを掴んで慌てて飛び出してきました。
この夕焼けの情景はほんの10分ほどで、いえ理想的に望むなら5分も経てば失われてしまうのですから。
彼らは大急ぎでこれを目指してきたのでしょう。

ただカメラの設定によっては明るさの時間は幾分は取り戻せますが、太陽の位置まで戻すことはできません。


- 2018/12/25(火) 00:00:11|
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