FC2ブログ

素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと   by 蒼樹   永島慎二に出会える店で   Ⅰ

その喫茶店には、永島 慎二のコミックがあった。「漫画家残酷物語」「フーテン」・・・私もこれらだけは数冊持っている。「ガロ」「COM」を思い出す。他にもいく冊も永島の作品をお持ちだった。


DSC06425 - コピー
 

私が長暇貧治に出会ったのは高校生のころ。多分、潤が教えてくれたのだと思う。
この人は中学生の頃だったそうだ。

DSC06429 - コピー


モジリアーニの女性のような人物が登場し、目の瞳を白く抜いて描かれた何やらニヒルな空虚な表情をした青年男女がひどく印象的な絵だった。「フーテン」では労働や勤勉とは縁のない人たちの怠惰で退屈でやるせない生活が新宿を舞台に描かれていた。喫茶店では一杯のコーヒーで夜が明けるまでい続けて時には芸術論や「革命」の大風呂敷を広げる。明けた空の太陽の眩しさに自身の空虚で苦い一日に直面して目まいする若者。


DSC06430 - コピー


 「全共闘」世代には何か共感するところのある心理だったんだろうと思う。

DSC06433 - コピー
 

 若いころに写真を撮っていたそうで、・・・当然?モノクロフィルム・・・この人が少し探すとモノクロのベタ焼きプリントが出てきた。いや、うっかり「人物写真を撮って楽しんでします。」なんて言うものではない。

 自動二輪でのツーリングもまた長年愉しんでおられる。


DSC06436 - コピー


 この店は先代が1970年に開店、それを80年にバトンタッチして今に至る、のだそうだ。


DSC06439 - コピー


 この町で仕事をしていた時には見つけることができていない店だ。こういう巡り合わせもあるのだな。

DSC06441 - コピー


 お店もそうだが、人もそうかもしれない。振り返れば、ふとそこにいたはず人が、ただ前を向いてばかりいたために縁なき人でしかなかったとか。

DSC06443 - コピー



  1. 2018/12/22(土) 00:00:37|
  2. 人物
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<素敵な人たちと   by 蒼樹   永島慎二に出会える店で   Ⅱ | ホーム | 素敵な人たちと  by 蒼樹   若いっていいなあ   Ⅱ>>

コメント

そういえば昔京都に「カルコ」というジャズ屋があったんですけど、この方はご存知かもしれないと
ふと思いました
そしてこの件、
>モジリアーニの女性のような人物が登場し‥
‥新宿を舞台に描かれていた。喫茶店では一杯のコーヒーで夜が明けるまでい続けて‥
その京都のカルコによく行っていた新宿のジャズ屋が重なります。
一杯のコーヒーではありませんでしたが、たまに階段を上がって外に出ると夜が明けていることも‥
バードランドというお店ですが、そこの女店主がモジリアーニ風と言えなくもないように思えて‥‥
  1. 2018/12/23(日) 22:07:35 |
  2. URL |
  3. carmenc #-
  4. [ 編集 ]

carmenc さんへ

京都三条河原町下がるに「六曜社」という喫茶店があります。
そこも60年第70年代には大学の若い教員、大学生、高校生が入り浸り熱く政論・芸術論をぶっていたところです。
今はそういう空気は希薄ですが、テーブルは小さく狭く、それを挟んでたばこの煙をお互いに吹きつけ合ったような距離感が当時の熱を思い起こさせるような気がします。

そういう喫茶店は今はもう少ないですね。カフェですから。
  1. 2018/12/24(月) 12:58:38 |
  2. URL |
  3. soujyu2 #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://soujyu2.blog59.fc2.com/tb.php/2806-6d69f81a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (139)
人物 (1186)
絵画 (248)
陶器 (57)
染色 (19)
工芸 (144)
雑貨・カード (29)
陶芸 (27)
伝統工芸 (196)
服飾 (36)
装身具 (41)
お店 (42)
音楽 (355)
瀋陽 (68)
モノづくり (15)
オブジェ (20)
料理 (28)
写真 (49)
書 (10)
状景 (13)
パフォーマンス (34)
版画 (3)
手作り市 (55)
働く人々 (33)
芸事 (1)
彫刻 (7)
伝統芸能 (4)
観光 (3)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR