今日は少しばかり暖かくて、こうして鴨川に出てきて楽器練習を楽しむ人が見かけられます。
ロケーションとしても絶好でしょ?! このお近くのお住まいだそうですが、鴨川も荒神橋から上流になると、まして賀茂大橋をさかのぼると、一段と環境がよくなります。
観光の人たちも四条や三条当たりの鴨川で「これが鴨川か。」と満足されないで、この辺りまで・・・う~ん、来てほしいというべきかどうか迷いますなあ。

街にクリスマスソングが溢れるころになると、さすがにこうして表に出て音楽を楽しむ人は激減します。
そうすると私にとっては実に困るのですが・・・、そういう時にでもがんばって寒さに耐えて練習をしている人を見つけると、一層とらせてくださいの気持ちが強くなるのですが。いえ希少だから言うのではありません。その熱意にほだされるからです。

こういうロケーションの中でこそ撮りたい写真はあるのですが、なかなか被写体の都合がつきません。
数日後にサックスの方をご紹介しますが、その方などはその方の音も含めて晩秋の色のロマンチックな感じにピッタリなんです。ご本人も、なるほどそうですねとおっしゃってくれるのですが、でも、だからと言って練習場所から遠くまで移動していただくことはできませんしね。そこが残念なところです。

こうして撮らせていただける方がいるだけで大いに感謝です。 感謝なんですが、それを漠然と続けているだけでは今一歩かなあと言おう感じもあったりなかったり・・。

まあ、私の写真は一面ドキュメントフォトでもありますから、難しいところですかね。

紅葉は楓だけではありません。

春と言えば桜、桜と言えばソメイヨシノ。紅葉は楓というステロタイプ化された多くの人々の右往左往は、あまりいものではないなあと思う今日この頃です。

オリンピックにも万博にも、そういう日本人の心性が見えているように思います。
- 2018/12/07(金) 00:00:14|
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