京都の寺院、あるいは紅葉の風景に関心がおありの人はここが源光庵であることがすぐにお分かりだと思います。
紅葉には少々早い時だったので、こんな感じです。 それで片方を翠に、もう一方を白にしてみました。
敷物が光を反射してくれなければ顔は真っ黒になるところでした。向かって右側に髪がかぶっていますしね。
レフを当てればもう少し明るくできるでしょうが、私としてはこれくらい幽かなのがいいと思って撮りました。

水平をとるべきでした。
どうも私はこうして傾くきらいがあります。
水準器が付いていると、ますます水平がわからなくなるのでした。
「根性が曲がっている」反映だろうと思います。というか、撮るときの気持ちが傾けるような気もします。

左側の上辺は水平に見えますが右の部屋は右下がりのように見えます。
これはレンズによる歪曲の影響?! ではなくて・・・・?
まあしかし、静かな画面にはなったと思います。
ただこの場では私の背後にカメラを構えた何人もの人たちが横に並んで盛んにシャターを切っています。

ですから他にも丸窓と四角い窓を背景にしてカメラに収まる人はいるのですが、そのわずかな間隙を狙って・・・。
面白いことにこの人がこうして静かに正座すると周囲がほんのしばらく静観してくれたのです。
だからと言って調子に乗ってはいけませんが、「おっ?! ちょっと本気の撮影だな。」と思ってくれたのかもしれません。
私は厚意に甘える側の立場ですからものの言い方に気を付けなくてはなりませんが、こういう意識というか文化は大切でもっともっと成熟しないといけないと思っています。
・・・・・・それを妨げる一つの要因が撮る側の傍若無人な態度ですが・・・・・・・

- 2018/12/05(水) 00:00:41|
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