ドアノーの写真を見て思うことの一つに「モノクロ写真の美しさ、魅惑」がとても深いという事ですね。
私はモノクロが好きで今回もこうして撮ているのですが、銀塩のモノクロ写真の魅惑がどうも感じられないのですね。
古いプリントでいくらかセピアがかかっているからでしょうか。いえ、そういう事ではないと思います。
諧調の細やかさでしょうか。

それは単に銀塩かデジタルかということだけではなくて、レンズの問題もあるんでしょうか。
私は理化学的なことはまたくわかりませんが、何か根本的に違うような印象を受けます。
もっとも、プリントを示されて「これは銀塩?それともデジタル写真のインクジェットプリント?」とテストされて判別がコンスタントにつくかと言えば自信はありませんが。
でもこの写真の顔の辺りは多分うんと違うような気がします。

私が今からフィルムで撮るなんてことはまずないので、こんな繰り言のようなことを言っても仕方がないのですが。
それは、ライカで撮ったらどうなんだろう?という妄想と同じですね。私にとっては。
そういう事より肝心なのは、この人の魅力が写っているかどうかですね。


- 2018/11/14(水) 00:10:28|
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昔昔大昔、トライエックスを主に使い、自家現像で遊んでいました。
納戸を簡易暗室に設計したりしました。
今や引き伸ばし機も現像パッドも全て納戸の奥に埋もれています。
そんなワケで、モノクロの諧調表現が好きなんですよ。
先の連ドラの暗室シーン、セーフティーライトの色を懐かしく思っておりました。
- 2018/11/14(水) 15:56:17 |
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ごめんなさい。
モノクロ写真が好きだった理由は、色彩で誤魔化せない処。
汚いものは、リアルに汚く表現されましたからかなぁ。
- 2018/11/14(水) 20:54:09 |
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> ごめんなさい。
> モノクロ写真が好きだった理由は、色彩で誤魔化せない処。
> 汚いものは、リアルに汚く表現されましたからかなぁ。
- 2018/11/14(水) 21:28:15 |
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- soujyu2 #-
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ご丁寧なお話、痛み入ります。
私はフィルム時代には撮るばかりで、しかも現像等のためのお金もなく大した撮影もできませんでした。それでいつも暗室作業をしている仲間が羨ましかったものです。ですので、昔フィルムで撮っていたというのは嘘でなくともフィルムで撮るということの本来の醍醐味は味わってはいません。
汚いものはリアルに汚く・・ですか。なるほど思い当たることがあります。 MKさんのような経験者の目に触れていることを想像すると身が引き締まります。
- 2018/11/14(水) 21:35:28 |
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- soujyu2 #-
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