この日は若手の音楽家4人と会食。
ファゴット、オーボエ、トランペット、そしてクラリネット奏者。私一人門外漢。
「呑みましょう。」の会ですから、無論、楽器はありません。
そこで楽しく歓談(なんておとなしいものではありませんが)したのちに、冷たくなった夜風に急がされて鴨川べりに。
すっかり酔いが回っていますが、既に公共交通手段がなくて、どうして帰宅しようかなと。
そんな時、風に流されて三味線の音。 こんな遅くまで路上演奏でしょうか。

明るいうちや宵の口などは場所取りに負けてしまったので、この時間帯になったんだという事です。が、さすがに祇園も先斗町もすぐ近い繁華街最寄りですから24時前は人通りもそれなりにあります。
私は久しぶりに存外飲んでいましたから、失礼な話しかけ方をしてはならないと戒めながらも、やはり撮影です。
呑みに行こうが映画に行こうが、いつも忘れずカメラが友達・・・ですからね。

ここは街灯と京阪電車駅出入り口の明かりがありますから何とか撮れます。
何とか撮れます・・・ですが・・・それこそさすがに現代デジカメですねといわねばなりません。 有難いことです。
手ぶれ補正機能なしでこれくらい撮れます。 もう一度、有難いことです。

背後の像は出雲阿国です。
南座も改装なって、総練りもあり、芸能のメッカ復活です。
そういう場所にいろいろな人が現れて演奏を競い合うのもいいことです。そして街ゆく人も楽しみにします。

まだ重ね着をすればどうということのないほどの寒さですが、もうじき辛くなりますね。

集中して撥で弾く姿、袢纏姿であるにもかかわらずはちょっと修行僧のようです。
- 2018/11/06(火) 00:00:20|
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