女性は強し!というべきか。
四畳半でこたつに入って、手を伸ばせば届く範囲で人生を終わりかねない私にとって今日紹介するような人はびっくり仰天、驚天動地の存在といっていい。

この人は天然の石を買い付けてきてアクセサリーに仕立てて販売している。木の実なども素材にしているが、石の魅力に「ハマッテ」毎年3ヶ月ほどを西インドで過ごすという。寒いこの時期の日本を脱出していいですねえなんというところが「四畳半的人生」の人間のいうところです。
インドは「暑い」なんて言うのはほとんど19世紀的偏見! インドは広いから北部インドではヒマラヤに続く高山地方もあれば、あるいは砂漠地帯もあって、その寒暖は熱暑から極寒へと変化する。
そういうところへ「石」の買い付けに行くのだそうだ。

確かに店に並べられた石は実に魅力的で、こんな表情をもった石だったら魅了されるのも無辺なるかなという感じです。
「女性はやっぱり光モノと石に弱いんですね。」とは言ってみたもののその熱意には実に驚かされる。

お店の飾りとして下げられている布も実は商品見本で、こういう布も輸入している。

インドではカーストによって職業も限定されていて、金属加工をする人々、石の採掘をする人々の集団があるそうです。インドの国内ではこうした職業と身分的な階層の固定は、片方では「差別」をいみしています。インドでどれほど近代工業、IT産業が成長してGDPが拡大しても社会的な課題は深く深刻です。
日本では経済的な側面しか話題にされませんが、彼女の様な人が現地に行って外国人の脚で差別の壁を破っていくのもある種の国際貢献ではないかなと思ったりします。

アメリカのようなミサイルと海兵隊でやるような「人権外交」や日本政府の公共事業を日本の大企業のための需要創出と独裁政権支援のためにするような「札束外交」に比べて断然意味があると、私は思います。
- 2011/12/15(木) 12:02:08|
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始めまして。「人を笑わず人と笑う」の八角(やすみ)と申します。ブロ具拝見しました。創設主旨が良いですね。これから訪問させていただきたいと思いますが、どうでしょうか。様ざまな方を紹介していただければありがたい楽しみとなります。よろしくお願いします。
- 2011/12/15(木) 15:51:36 |
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「人を笑わない」ということは大切で素敵なことですよね。そして「人と笑う」ことも。
人を笑い物にし、人を傷つけて快哉を得ようとする人が目立ちますね。
それとまったく反対のこの言葉は、多くの人に広がってほしい言葉ですね。
私のブログを楽しんでいただける人は大歓迎です。
「これから訪問させていただきたいと思いまますが、どうでしょうか。」とありましたので、自宅をご存じなのかなと一瞬どぎまぎしました(笑い)
私もこれからどんな人に出会えるのか楽しみにしています。
- 2011/12/15(木) 19:55:24 |
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- soujyu2 #-
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