2,30分前には全く知らなかった人間に写真を撮られるのですから緊張しないわけがありません。
キャンペンガールやお店のイメージガール、マスコットガールならいざ知らず。

突然自分の人生にクロスしてきて「写真撮らせてくれませんか?」と言われて、OKするのがむずかしいか、NOというのが難しいか。
Okと言っていただく方が易しいか、はたまたNOと言われるのが難しいか。
NOと言われるのが難しいってことはありませんね。
(ただ、まあ京都人というか、若い女性がというべきか分かりませんが、NOと言わずに、関心がありますとか、機会があるといいですねとかなんとか言いながら、結局反故にするというのはよくあるケースですね。 太平洋側に生まれた私などはこういう風に対応されるのは実に嫌ですね。ダメならダメと言えばいいのにと思いますね。)

少し前にKYとかいう怪しからん言葉が乱用されていましたが、「空気」は年代や地域やその人の暮らす文化環境で違うのですから、自分本位に疑似同質集団を作って人をコケにするのは実に低劣なやり方だと思いますね。空気を読んで、つまり忖度して安易に多数派に回って人を笑う側に回ろうとする人たちは愚劣です。
日本は狭い列島に暮らして言葉にしなくてもお互いに理解し合えるなんて言う学問もどきの言説で「大和民族は同質、一国一民族万歳」みたいな「お話」にたぶらかされちゃいけません。
と、話がそれましたが・・・・・。

個展をするには、まして自分の住んでいる地域でなくて遠く離れた街でするには・・・・お金もかかるし、労力も時間も注がねばなりませんから、一大決心でしょう。

それはこういう若者と出会う旅に想像し、感心するところです。

何が彼をしてそこまでのことをさせるのか。
今、イラストに関心を持たれている若い女性のお客さんが来られて、・・・・どうもこの方も掻いているようなんですね。・・・・踏み込んだ質問をされて、それに答えています。

こんな時間を持つために開いているんですね。

- 2018/09/15(土) 00:00:41|
- 絵画
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