手作り市に集まる人々の思いは様々です。「守山ちどり」のいお母さんのような方もあれば、本職の傍ら思いを込めて作ったかばんやカード入れを持ってきて明日の自分を思い描いている人もいます。
今日ご紹介するのはNPO法人スウィンングの方たちです。
私がそのお店に近づいたのはこんな絵が目に飛び込んできたからです。

このアフリカの魔術的な仮面のような表現!! どんな人が描いたんだろうか? 不思議な「原始的な力」を感じさせる魅力をもったこの絵を描いた人。
「どなたがこれを描かれたんですか?」とお尋ねしながら、う~ん、ここにいる方ではなさそうだなあという感じがあって、返事を待ちます。

このお店はハーブ石鹸を販売しています。そしてその石鹸にはここにある絵が張られています。
ここはNPO法人スイングのお店です。
「当たり前の『市民』が当たり前に支え合い、働き、楽しむ場所」として設けられた障害者支援の施設です。

紙袋にも描かれているこの絵は施設の利用者の中で絵を描くのがとても好きな方がいて、その方の作品だそうです。

「穏やかで健康的な毎日を送っていただくことができるように、また、“その人なりの自立”の実現をめざして、必要な生活支援及び介護、生産活動、創作活動、運動等の機会を提供」する活動を「生活介護事業」としてされています。
ハーブの香りを確認!

紙袋はいろいろな絵を描いたものがあってお客さんに選んでもらっています。どれもなかなかも魅力的。
「お買い上げありがとうございます。」
- 2011/12/10(土) 00:03:28|
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