五山送り火が終われば=お盆を過ぎると秋風が混じり始めます。
朝晩の空気に変化を感じて「夏が過ぎていくなあ」とホッとするような残念なような・・・思わずため息の一つも出ます。
お盆を過ぎると浴衣はもうおしまい・・・。残念だなあ。

と言っても、こういう『暦の上では』的な習慣はもう状況にマッチしないですね。
今年の猛暑や豪雨では「数十年に一度の記録的な」「生命にかかわる」などという超弩級の言葉が毎日聞かれました。
暑い時期が前後に長い・・・のですから当然服装だってそれに従うべきですよね。
中高生の制服なんぞはもっと臨機応変に柔軟に着用できるようにすべきですね。(私は当然のことながら?いろいろな意味で制服廃止論者です。)
今のところ京都の町には浴衣姿が一杯です。

いち早く袷を着ている人はちょっと暑さに苦しんでいるようです。
この人は私の若い友人のお客さんです。 今、瀋陽で働いているというのですが、かなりの才媛です。

英米語は堪能なんですが、日本語はごくごく片言なので、若い友人が懇切に通訳してくれます。
ポーズを分かりやすくするために「手のやり場」を・・・あまりしないのですが・・・・こうしてもらいました。
これはやや体を倒して女性のたおやかさを出してもらう工夫です。
でももう少しして慣れてくるとこの人の対応力、理解力がとても優れたモノだとわかりましたので、初めから手指の指示もすればよかったと思いました。

実はこのそばにご両親も一緒に来ています。
中国は一人っ子政策でしたから親子の関係は親密です。そして両親の友人の子供と兄弟姉妹の様に仲良くしているのをよく見ます。
一人っ子だから子供が「小皇帝」になって我がままに育つということが言われてきましたが、そういう一人っ子を全寮制の学校に入れたり積極的に海外留学させているのを見ると、親子の親密さと親の子離れ=この親離れの関係をもう少し観察したいように思います。

中国では色々な節目に家族や子供の写真を写真館で撮ってもらうということが盛んです。
ですから大きなカメラを向けられることに慣れていますし、ポーズをとることも年齢を問わず積極的です。
日本の若い人たちもハワイ…古いかな…など海外で結婚式前の写真撮影をしていますが、中国の人たちもかなり積極的で、撮られ方も日本人の様のおずおずとしていませんし、想定も大胆な感じがします。
- 2018/08/27(月) 00:00:19|
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