京都にはたくさんの大学があります。そして学生の写真サークルが。
それらがそれぞれの写真展を見せてくれます。
それぞれのサークルにはその時その時の勢いや関心の傾向が現れますし、サークルとしての成長の到達度、これまでの流れが映し出されます。

学生の写真に期待する私は、写真展を見つければ立ち寄るようにしています。
そして彼らの差し出すアンケート用紙をお断りして、「お客さんに書いてもらうのも悪くないが、学生なんだから直接声をかけて批評を聞こうよ。」と提案します。

そして必ずお勧めするのが定期的な合評会。
龍谷大学や立命館大学のサークルでは、それを大切に続けているからだろうと思うのですが、このところ何時もいいレベルの写真を出していますし、総体としてどのメンバーも意識が高い写真を撮っています。

この人のサークルにもそれは言い続けているんですが、個々には賛同を得られるんですが、サークルのまとまった姿勢にはなかなかならないようですね。
この人自身は、かなり意図的な作品作りをして、期待大でした。

会場に入るとその正面に「何かしてるな!」という作品が見えて、受付の学生にそれを話していると、・・・・こういうことがよくあるんですが・・・・当の彼のものでした。

ファッションセンスも気に入りましたので「撮らせてくれない?」とお願いしました。
身長もありますからこういう服が着られるのですね。
この写真も私が彼に抱いたイメージをうまく撮れたなあという感じです。


私は、自分で密かに「女性をとるより男性を撮る方がうまいんじゃないか。」なんて思ったりもしていて、ちょっと意識的にその機会を作ってみようかなあなんて空想しています。
シリーズ「かっこいいおじさんたち。」も頭の隅にありますしね。
- 2018/08/22(水) 00:00:29|
- 写真
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0