小さな仏さんの粗彫をされています。
今日はたまたま伝統工芸大学校の学校見学に来る高校生たちに体験してもらうための事前準備をされているのだそうです。

学生に教える立場でもあるそうなので、そういう仕事も出てくるわけですね。
この一年、1,2か月に一度はお邪魔したいのですが、とお願いして快諾していただきました。
多分その時に掘る仏さんによっては毎週通うことになるかもしれません。
こういう撮り方は今までにしたことがありませんので私にとっても新たな経験になります。

幸いこの場への入場はシニア料金で済みますのでありがたいです。
しかも受付の方次第では次回の招待券をいただけて事実上半額になりますので更にうれしいのです。 これまでも随分とここには来ていますから顔なじみにもなりかかっていますしね。

申し訳ないですが「今日は練習させてください。」なんて図々しいことをお願いしています。
ご覧のようにこの写真はめったに人を撮るのに使ったことのない20ミリの単焦点レンズです。
被写体には思いっきり近づかないとなりません。
制作している職人さんを驚かせてしまいますし「うっとうしなあ。」なんて思われてしまうかもしれません。
そんなことにも慣れていただいて、本気の制作の集中と迫力を撮りたいと思っています。

それにしてもこの20ミリにしても70-300ミリズームにしても、「100本のトランペット」撮影のために仕方なく購入したものです。
でもいったん手に入れれば私の目は拡張したわけですから、生意気なんですが、これを使ったらどう見える?ということも意識しながら、被写体に相応しい絵を考えて生きたいと思います。

仏師さんたちが何十本もの、鑿を持つように私も何本ものレンズを手に入れて・・なんてことは考えないようにしましょう。
できるだけ・・・・。
- 2018/07/20(金) 00:00:47|
- 伝統工芸
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