
実は、このカットの頃には私の愛用のα900は「最後のあがき」をしてくれていたようなんです。

今日のこのページの最後のカットでこと切れてしまいました。
一週間後には大きなイベントで撮影を担当しているというのにどうしようという事態です。
広角は20ミリ、狭角は300ミリまでないと、そのイベントには間に合わないのですが、それらのレンズはα900に対応していて、キヤノンでも27ミリから180ミリまでならカバーできても暗い室内ではストロボなしでは対応できません。

キヤノンのニューF-1を持ち出す手もないではないですが、フィルムではその後の写真集づくりの日程が絶望的に足りませんし、ストロボしようが不可欠になりそうです。
修理に出せば最低でも2週間はかかりますから、一週間後のイベントには・・・・間に合いません・。
困った!! 万事休す。

で、この時は、サブとして持っていたフジX100Fを取り出して、撮影を続けましたが・・・・。

それにしても情緒の安定した人です。
私の話しかける言葉に、とても機敏でしかも穏やかな空気をまとわせて反応してきます。
私の指示に対しては必ず「はい。」と返事をしてくれます。 そういうこの人の感じを撮りたいなあと思うのですが・・・・はてさて、どうしたらいいのか。

写真で表現するということが、まだまだ分かりません。
写真を「光画」にするにはどうしたらいいんでしょうか。光画を写真と切り離しては、これまたちょっと違うとは思いながら相変わらず模索中です。

ポートレートは80%がモデルで決まりなんていう事も言われます、確かにそういう事も本当だと思います。でも、何に対して「決まり」なのか・・・そこが問題なんですね、実は。

カメラが壊れた事による動揺のせいか思考があちこちに飛びます。

- 2018/06/22(金) 00:00:39|
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