7.14 「100本のトランペット写真集」発行
(前川・蒼樹・園家・森下)発行
7.21-7.29 「100本のトランペット写真展」 7.21 松峰綾音・達人夜話 (ゲスト 西田稔さん)場所は高瀬川・四季AIR
この一連の写真は私の好きなタイプの一つです。
フォトマヌカンに慣れているという人ではありませんので、50ミリや85ミリでは少し緊張するかもしれません。
この写真では200ミリを使っています。
ほんの少し指示をして、言葉の届きにくい距離にはなれますが、それでいろいろ察してくれるからこそ撮れるのでしょう。
私が撮らせてもらっている人の多くがそういう人たちですが、この人にもことにそれを感じます。

焦点距離が長いと、レンズから被写体までの間に空気(ニュアンス)を入れることができます。
それがいいですね。
イルコという方がもっぱら135ミリだけを使ってポートレートを撮られていますが、これまで私は135ミリでも長すぎるなあと感じ続けてきました。が、あるいはこれが案外癖になるかもしれません。

最近は手ぶれ補正がずいぶん利苦カメラやレンズが出ているようですが、このカメラはごく初期の手ぶれ補正です。それでもずいぶん助けられていると感じています。
無論、脇を占めたり足を肩幅に開いたり、ファインダーを目にしっかりと押し当てたりとすると同時に樹木や橋の欄干や・・・に押し当てたり置いたりと手ぶれを防ぐ努力はしていますが、長いレンズは油断がなりません。

こういう写真では「はいッ 息を吸って…止めて・・、」なんてできませんからね。
流れの中でレリーズボタンを押さねばなりませんから「今だ!」の時に思わず力が入ってカメラやレンズを揺らしてしまいます。

「さあ、いくよ。ハイっ!」とか「一、二、三!」でもフォトマヌカンに余分な力を入れさせてしまいます。


ちょっと眩しかったですか?
- 2018/06/21(木) 00:00:46|
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