観光の人の多い京都では(?)「自撮り」している人たちをよく見かける。
ある人は自撮り棒で、またある人たちは背面液晶を手前に向けて、そして古典的なやり方として「セルフタイマー」を仕掛けて。

このお二人はセルフタイマー派でした。
そのセルフタイマーで撮るために小さな三脚やフレキシブル三脚(これは商標なんでしょうか)を使い人たちも見かけるのですがやはり荷物になるせいか、鞄などに載せて撮る難度の高い?やり方をする人たちも。

そしてこのお二人はセルフタイマー+鞄置きという最高何度?で挑戦されていました。
そこで「義を見てせざるは勇無きなり」ですから・・・・・いやむしろ小さな親切余計なお世話かもしれませんが・・・・・「シャッター押しましょうか?」と。

そしてよく見かけるのですが、せっかく着物を着て・・・・など気合が入っているのに・・・・直射日光をまともに浴びて撮っていると、つい口出ししたくなるのです。

このお二人は福井から来られている幼馴染だそうです。
つい先日、同じように撮っていたインスタガールズもそうでしたが、せっかく遠くから来ているのに、その撮り方ではもったいない、とついつい・・・・・。

そんなことを言ってカメラを取り出すのですが、つい先ほど橋の下の暗い場所で撮影した設定の調整を忘れて、この始末です。
京都の風情を入れて撮ってあげたいのですが、鴨川もこのあたりだと、あまり面白くないですし、日が少々西に傾いて河原の方がむやみに明るいので、私の技量が負けています。

周囲は人だらけですので、それを整理するためとランドマーク的な東華菜館を入れて・・・と、そのためにかがみこんで下から撮ります。
ご本人たちは周囲の目があるし、その上私の姿勢があまりにも大げさで目立つので、気恥ずかしいようです。
それで反対向けになるように180度回って・・・・。

あれこれポーズや場所を変えて撮ってあげたいのですが、次の予定のある旅行中の事とてそういう訳にもいかず・・・。

この後で同郷の、もう一人の幼馴染と合流されるんだそうです。その方は京都で働いているんだとお聞きしましたが、その人は、なんと私が懇意にさせていただいている型染め友禅の型を切っておられて今はその型を独自のジャンルの工芸にまで高められている和田禅さんのお弟子さんなのだそうです。
なんという偶然!!

そういえば和田さんお元気にされているかなあ。
- 2018/06/17(日) 00:00:08|
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