以前私が個展をしたギャラリーでお仲間と絵画展をされておられました。
私は絵を見せていただいて会場を一周しましたので、そろそろ出ようかなと思っていますと「どなたかのお知り合いで来られましたか?」と声をかけていただきました。

私の定例ギャラリー巡りですので、特に目当ての方はいません。作品はとても上手なものもあれば、最近始めたのかなというものもあり、「絵画教室」の「生徒」さんたちでした。
私は、この辺りのギャラリーでアマチュアの方やプロの作家さんたちのの絵を見せていただくことを毎週の楽しみにしているんですが、いろいろな刺激をいただくこともよくあります。

『絵を描かれますか?」と問われて「いえ、絵は見せていた区だけです。」と答えますと「絵は・・・とおっしゃいましたが何かおやりなのですね。」と鋭い追求で・・・・・「はい、写真を楽しんでいます。」
それでこの方がずっと以前、フィルムカメラの時代にニコンのカメラで楽しみ、デジタルカメラが出たころ位から、あまり撮らなくなって、「今は絵を描いているんですが、また写真もやろうと思い始めて・・・・、どんなカメラがいいのかアドバイスが欲しいなあと思っていたんです。 どんなカメラをお使いですか・・・・。」などと、写真・カメラ談議に流れていきました。

「光学ファインダーに未練はありますが、何より軽いのが欲しい。」と。気持ちはよく分かりますね。
それで実に偏った経験から、お話しすると、メモをされて「今度見に行きます。」とのことでした。
「少しお高いですよ。」というくだりにはほとんど反応されておられなかったので、私よりは余裕がおありなのかなと・・・服装や物言いの丁寧さと好奇心の旺盛さ、物腰などから、企業でも活躍された方だろうなあと勝手に推測しました。

ブログにもアップさせてくださいとお願いすると「いや、恥ずかしいなあ。」と暫く逡巡されていました。
第一撮らせていただくときにも「撮るのは好きだが、撮られるのは苦手で・・・。」と。
でもいろいろお考えののちに「まあ、いいですよ。」とにっこりされて。
私はキヤノンの5Dにツァイス、プラナーを付けていたのですが、それを手にとられて、ファインダーをのぞき込んでおられましたが、やはり写真はかなりお好きなようでした。
この組み合わせはAFが利かないし、ファインダーもα900ほど明るくないので私のような視力では、まして室内の暗い条件では、ピント合わせが辛いです。

ご近所なら良いお友達になれそうなのになあと、思いながらお別れしました。
- 2018/06/02(土) 00:00:19|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0