鴨川に飛来する鳥と言えば、アオサギ、シロサギ、ユリカモメ、トンビ、ハト、スズメ、カラスも時折見かけます。そして鴨。
アオサギもハトも鴨も人が近づいてもあまり逃げようとはしません。
ハトやカモはむしろ「エサ、くれるんかな?」という様子で近づいてきたりします。

よ~く人間の様子を観察していて、いつもパンの耳を投げてくれるている人が来ると、今まであっちこっちでえさを求めていたものが一斉にどの鳥もその人の方に集中します。
そして袋を逆さにして「もう無いよう。」サインが出るとまた三々五々散らばっていきます。
鴨のま~るいフォルムがいいんだそうです。

自転車で走っていてもハトなどは直近まで逃げようとはせず「そっちが避けて。」という感じで、時々以上の頻度で見かける今どきの横着な若者にそっくりです。
危害が加えられないのをよく知っていますし、追いかけるのは幼児くらいのものですからね。
完全になめてます。
鴨もよほど近づいても逃げ出さないばかりか態勢さえ変えません。
でもちょっとスマホを近づけ過ぎたようで「あ、行っちゃう~。」

「ねえ、もう少し近づいてもいいかなあ。」
そんな風に鳥と遊んでいたので声をかけました。

どうやら派手に着飾ったオスよりも地味な中にちょっとおしゃれな色を入れている雌の方がお好きなようです。
オスもメスに対してアピールするために派手な羽根の色をしていますが、それだけに外敵に狙われる可能性が高くなるわけで、ずいぶんリスキーな求愛ですね。
ものの本によれば、秋になって渡るころにはメスと区別できないくらいにグッと地味になり、また求愛シーズン前にきれいな羽根になるんだそうです。

この撮影になるまでに30分ほど色々な話題で立ち話をしていて、それから「実は…。」という事で撮らせてもらったわけです。
- 2018/05/31(木) 00:00:19|
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