少し前に、ミノルタの100ミリー300ミリというレンズを買い求めたのですが、APO tele zoomですので、かなり期待していたのですが、どうも眠い感じなのです。
それで同じミノルタの75ミリ―300ミリを勧められて購入したのです。「設計は古いけれどレンズはいいもの使っていますよ。」とのこと。
ただ、100-300に比べて重く長い。確かに長さで1.4倍、重さで・・感覚的には・・・2倍といった感じです。
今は軽くて小さいがトレンドですから、・・・・いや実際今の私には大事なポイントなんですが・・・写りには代えられません。
それに80-200に比べれば長さが同じで径が細く、やや軽いのですから、有難いものです。

しかし、重量、直径、長さで一番幅を利かせている80-200ミリのレンズが写りの点では一番いいのです。F2.8通しですから格が違いますけれど、新しく購入したレンズ。これもまた案外良さそうです。

人を撮るのに300ミリはいらないだろうと、これまで全く考えたこともない焦点距離の長さですが、一つは6月21日の「清水寺 世界友愛 100本のトランペット」の時に是非とも必要であること・・・・・その時だけに必要なのに敢えて購入することまでしなくてもいいじゃないか・・・・、それに加えて音楽演奏のシーンを撮るときに客席から、二階席から撮るときにこの望遠レンズが役に立つことを知ったことで、いいレンズを手に入れたいと思うようになったのです。

そして今回こうして撮らせてもらうと、前ボケを入れたり、撮らせてもらう人から自分の気配を薄くして撮ることができる点で、これもまた一つのアプローチだなあと思えたのです。
撮られる方は何時シャッターレリーズボタンが押されるのか、つまりどのタイミングでポーズすればいいのかわかりませんし、ポーズを付けたり、撮る者・撮られるものとの間の空気を高めていく声も届きにくいという面はありますが、「そのままでいいからね。」というような場合には、案外面白いなあと感じました。
ここからフジX100Fです。
色が違いますね。(無論、露出の違いもやホワイトバランスの影響もあるのでしょうが。)

どちらが好きかという事もありますが、どういう絵にしたいかで意識的に使い分けたいところです。
背景の緑やトランペットの金色が印象的です。
先日の川口さんの舞台衣装の青も見事に再現されていました。

写真を見て「あっ きれい!」という画像にはなりますね。
- 2018/05/29(火) 00:00:31|
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