皆さんの中にはこういう行動をする人はとても特殊な人たちだと思われている方がおられるかもしれません。
まあ確かに私の目から見ても、どうも理解を越えているなあという人をたま~に目にします。
そういう主張をして人に耳を貸してほしいなら、もう少し独りよがりじゃない言動、服装・風体にしたらどうかと言いたい人も見かけます。

意見、立場の異なる人に相互理解の橋の一端を受け取ってもらおうと思うのならば、もう少しその唯我独尊的な話しぶりを何とかできませんかという人も・・・少なくとも私の目から見て・・・います。
おまえ自身もそうだという声もなくはないでしょうか。

ほんの短時間の観察で何が分かるのかという事もありますが、私はファインダーからこの人を見ていて、とても安心できました。
それでだと思いますが、たまたま川口さんがとってくれた私の写真の表情は、私が今まで見たことのない笑顔でした。自分もこういう風に笑うことがあるのかと驚きました。
川口さんとこの辺野古で行動できたという事や、カメラを通じて何事か世の中・歴史の役に立てるのではないかという事や等々の事と、この人の指揮する行動に対する信頼感も絡み合っての笑顔だったのだろうと思います。
私の撮り方は戦いのドキュメントを撮るというよりも、その中の「人」をとらえたいという方が優先しますから、どうしてもこういうカットになってしまいます・・・・。

私の本来の目的は川口さんを撮ることでしたが、その途中で、こういう人を見るとどうしても撮りたくなります。
そこに「人」がいると感じられるからです。

生活を貫く意志を感じさせる人は魅力的です。
- 2018/05/24(木) 00:00:08|
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