『7 Segments Group Exhibition "or"』
関西を拠点に活動する同世代のイラストレーターが、7年通して継続、発展していくコンセプトの展覧会『 7-SEGMENTS』が今年も開催します!今回は『金』をテーマで作品を披露します。
上のようなコンセプトで11月12日まで行われていたグループ展です。
昨年の共通テーマは「火」だったそうです。
普段はイラストレーターとして仕事をする彼らが「創造」活動としてこういったグループ展を開く気持ちは分かる感じがします。
太田さんも普段はイラストレーターとして仕事をしていますが、

鉛筆で実に丹念な絵を描いています。そして花や女性を組み合わせることで、ある雰囲気を醸しています。
今回の共通テーマは「金」なのですが、一見すると「金」が見えません。

自分の独自の表現を如何に打ち出すか、はやりの表現に対していかに距離をおくかなどいろいろな彼の思いを語ってくれました。


カメラの力は不思議なものですね。絵の中の女性の髪のあたりに、やや赤っぽい色が見えませんか?ここに金色がつかわれているのです。かれは「金がテーマだったけれどあまり表面に強くつかうことはしなかった。」のだそうです。
暗い照明ですから、肉眼では見落としてしまいそうですが、やや見る角度を斜めにすると確かに金のきらめきがあります。
普段は大阪で活動しているのですが「京都は文化程度が高いというか、力があるというか、展示をすることになるとプレッシャーを感じますね。見てくれる人の目が肥えているという印象です。」
京都でやってこその収穫があるといいですね。
- 2011/12/01(木) 00:04:24|
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