京都国際マンガミュージアムは精華大学が起爆剤になって作られた。
そこで似顔絵コーナーだけでなく、精華大出身のプロの漫画家が実演と助言コーナーも担当している。
ちょうど漫画家さんのコーナーから似顔絵コーナーが見通せる。そこから私が写真を撮っていたのが見えたことで「写真を撮っていいですか? ブログへのアップは?」に対して好意的な返事をいただくことができた。
「えっ?!意外だなあ。」なんて反応をされることが少なくないのだけれど、私もマンガは嫌いではない。でも最近のものにはテンデ疎い。
少女漫画では『ガラスの仮面』の42巻を待ちわびたことがある程度だ。
男性の方は河上大志郎さん。今マンガの基本構想を練っているようだ。

向こう側の女性が高橋れいかさん.既にマンガ雑誌でも活躍しているようです。
今は2ページものの下書き中です。
「ずいぶんネームが多いですね。」「2ページなんで展開をどうしてもセリフで書かなくちゃならなくて。」
精華大の漫画学部といえば一コマや4コマの漫画でずいぶん鍛えられているはずです。でもストーリー漫画を描くとなると自分の思いの分だけのページ数がもらえるわけではないから難しい面もあるのでしょうね。

「漫画家を撮る」ということを明確に意識しないまま迂闊にお願いしたのが間違いでした。
描くことに集中している様子などを撮っても「漫画家」にはならないわけで・・。

暗い場所で顔をはっきりと写すために、描かれている紙は白とびして何を描いているのか分からなくなってしまうし。
困ったなあ。

赤塚不二夫みたいに生活自体がマンガみたいな人だったら・・・。
でも、ご覧のようにすこぶるまじめな好青年風だし・・・。

「まいったなあ。さあどうしよう。」
こういう表情を刈り取るのが精いっぱいでした。
修行が足りませんね。
- 2011/11/25(金) 00:04:43|
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