この若者たちに「遠州弁」はどう響いたでしょうか。

おそろいの服の背中にはチームのロゴが入っています。
「ひょっとして・・・・。」と声をかけると京都は立命館大学のチームのようです。
私は毎日立命館大学の建物を見て暮らしているのですから、なんと数奇なことでしょう。
でもそんなことに彼らは何の関心もないようでした。昨日の残念な結果と疲れと寝不足と・・・・で、反応が鈍いのかもしれません。

実はこの後、私がいつものように太平洋を眺めに遠回りをして帰宅の途につくと、浜名湖のサービスエリアでこの学生たちの一団とすれ違いました。

彼らに、おそらくはそこを訪ねるのはこれが最初で最後になるだろう磐田という地はどういう印象を残したでしょう。
おそらく数葉の写真の中にはかすかにその景色が混じりこんではいるでしょうが、何の印象も残さないのじゃないかと思います。
それで就職して、出張先が「静岡県磐田市・・・磐田工場?!」だったりした際に、そういえば学生の時に行ったことがあったような気がするけれど、どんな街だったっけなあなどと同僚に話したりするのでしょう。この中の一人か二人が・・・。

その時になんとなく悪い街じゃなかったような記憶があるなぁなんてことになれば、木とこの人の与えた印象がその要因の一つになっていることでしょう。
「でもあの時は負けたんだっけなあ。」とすぐ記憶と印象が上書きされるかも・・。
私の大学の合宿所=セミナーハウスが琵琶湖を望むところにありました。
そこの管理人さんは近所で農業をされているご夫婦で、私たちにお腹いっぱいに食べさせてくれました。野菜もコメも自家製で、ことにご飯が美味しくて、女性も含めて皆が二杯三杯とお替りしていました。
以来私には「近江米は美味しい」という強いメージが定着しているのです。

ただすれ違うだけのような人との出会いでも、人の心にはじわっと染み入ることがあるようです。
「19日の参院予算委員会で、自民党の和田政宗氏が財務省の太田充理財局長を攻撃し、太田氏が気色ばんで反論する場面があった。
太田氏は文書改ざん問題の担当局長。16日の同委では、改ざんの背景に首相答弁の影響があったかを問われて「政府全体の答弁は気にしていた」と答弁。これは「財務省だけの問題」に議論を封じ込めようとする首相官邸や与党の筋書きからは外れたものだった。
和田氏は19日の同委で「まさかとは思いますけど、太田理財局長は民主党政権時代に野田総理(佳彦前首相)の秘書官も務めていて『増税派』だから、アベノミクスをつぶすために、安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」と「質問」した。」(毎日)
これじゃあ官僚は浮かばれないなあ。自死に追い込まれてさえ文書改竄の実行を強いられた者もいれば、いかなる道理も無視して「文書は破棄した。」「適法に処理した」「分からない。」を念仏のように繰り返した挙句に「しっぽ」にされれ辞職に追いやられた官僚もいる。プライバシーをことさらミスリードを誘導する形でリークされて尊厳を傷つけられた官僚もいる。いずれも安倍政権の自己保身、政権延命のためだ。
太田氏もまた懸命に「忖度」して政権を支えてきたのに、事ここに及んで「政権の足を引っ張るために、ためにする答弁をしているのか?」と、当の与党議員から慢罵されたのでは立つ瀬がない。
官僚たちも「やってられるか」と開き直ることになり始めるのではないか。
いや、彼らもそろそろ目覚めたほうがいい。(もっとも文部官僚の姿勢を見ると、まだこれからも政権すり寄り的な生活意識・習慣を脱することはなかなかむずかしいようだ。)
政権を守るためには、もはや手段を選んでいられない・・・・そういうところだろう。 それにしても自民党議員の質があまりにも劣悪すぎる。西田といい、青山と言い、鴻池と言い・・・。まあだからこそ維新もまた同じ体臭をかぎ取って近づいているのだろうが。
こういう議員集団を支持している国民の資質の反映と言ってしまえば、それまでだが、 それにしても自公民の議員を見ると「選良」などという言葉が辞書に残っているだに恥ずかしくなる。
- 2018/03/20(火) 00:00:25|
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こんばんは。
本当に、「お上の云うことだから」的体質から脱却して欲しいですね。
官僚も早く目覚めないと!
有権者も!
政治の劣悪化が世界的に目に付きます。政治意識の低下でかつてないほどの危険な時代になりました。時間的余裕はあまり残されていないと心配しています。
- 2018/03/23(金) 20:40:21 |
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- yokoblueplanet #-
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資本主義という経済システムに軋みが来ているからなんでしょうね。
最近とみにそう感じます。
- 2018/03/23(金) 23:05:50 |
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- soujyu2 #-
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