三月です。
今の写真の活動を初めてもうすぐ丸7年がたちます。なんてことでしょうか。初めの5年間は、この三月末までに1400人の人を撮るペースだったのにいまようやく1270人ほどです。まあこれは仕方ありません。敢えて言えば「中だるみ」です。「中」というからには、この後があるのかな…という事ですが。

今年の6月21日に「音楽の祭典 京都Paris姉妹都市60周年記念 清水寺・世界友愛100本のトランペット」というフランス発祥の世界的なムーブメントの一端が行われます。
清水寺には仁王門のやは後ろに勅使門である西門があります。
その西門はこの春に修復が完成して真新しくなっているわけですが、そこをステージにして京都の町中に向かって100人のトランぺッターが世界の友愛平和を希求して、無料(演奏料がないといばかりか、自ら参加費を負担してです。)音楽を提供するという訳です。

そのイベントの中はトランペット演奏、記念座談会、楠田名保子さんによる二胡の演奏が行われます。
その全体の写真を撮り、写真集にして演奏に参加した人たちや支援してくれた団体・個人に写真集をお渡ししようとしています。
その写真撮影を私が担当し、他の実行委員やアドバイザ―と一緒に写真集も制作しなくてはなりません。
楽しみは楽しみなんですが何しろまるで経験のない分野ですし、どうなることやらと目まいがする思いです。
それで多分5,6,7月は他に子持ちを向ける余裕がないのじゃないかと心配するわけです。
もともとは「蒼樹さんの活動を制約しない範囲で参加してください。」という事でしたが、何のなんの自体は大きく変化して・・・。
で、話は元に戻るのですが、とても1400人を撮るなんてことは難しくなってしまったという訳です。

そのかわり、通常一般では経験できない撮影ができるのですから、それはそれで良しとしましょうか。
ただこんな素敵な人たちを見つけているわけですから、やはり季節季節には撮りたいわけで・・・・、はたして力を貸していただけるのかどうか・・・・。

写真集が出るからと言って私の名が売れるとか、お金が入るとかという事は無くて、金銭的にはむしろ大赤字なんですがね。
私の通常の撮影にはこれからもほとんど出番のないだろうレンズを二本も購入してしまう始末です。

その反面、今日のこの人を含めて、実にいろいろな世界で懸命に活動している人に出会うと、少しくらいの山は登ってみろよと背中を押されている感じがしているわけで・・・・・。
そういう意味ではこういう事情はそれらが絡まり合っているのでなるようにしかならないのだろうなあと思っているのです。

動き出さなければ、こんな素敵な人が私のレンズの前に立っているということも起こりえなかったわけですし、犬が歩いて棒に当たるのならば、私が自転車をこげばもう少しよいことにも出会うでしょう。・・・・そんなことを言えば犬が怒るかな。
- 2018/03/03(土) 00:00:38|
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