某大学交響楽団OBのトランぺッターです。
プロではないのですが、かなりの奏者だとお見受けしました。

今日は、ピアノ、ファゴット、オーボエ、クラリネット、そしてこの人のトランペット演奏が聴けます。
私は当たり前のような顔をしてリハに潜り込んで撮影です。ありがたいことです。
こういう種類の写真は、どうぞと言ってくれる人と、状況が無ければ生み出せないのですから。
何しろこの会場となっているログハウスのオーナーさんが{OK}してくれなければ話にならないわけですから。
奏者の皆さんにも感謝あるのみです。

ある写真家さんが教えてくれたのですが、現代レンズとソニーのカメラでは「黒はつぶれる」という事です。
なるほどそうです。
一枚目へ窓から自然光が入って来ていますから良いのですが、それが陰になる角度だと。

その方の作品を見て、モノクロが実に美しいので、どんなカメラどんなレンズで撮ったのかを知りたいなあと思ったのです。
「ライカです。」なんて言われたら、そこで私の関心は・・「終了」になってしまいますが。

私が帰ろうとするときに丁度作家さんが昼食から帰ってこられて話しかけてくれました。
カメラ本体はフジのXプロ1でした。それに様々な広角レンズを・・無理やり?付けて撮られているようで、そのレンズのクラシックなものが多いようでした。
私のカメラ(ソニー+ミノルタレンズ)を見て、「ソニーは私も使っていますよ。でもモノクロはフジですね。」と。ソニーのモノクロはダメだとおしゃっていました。それは私にも少しわかる気がします。

音楽の演奏を撮るときには私はモノクロがいいなあと思っているのです。
女性奏者が華やかなドレスで演奏をされるのもあまり歓迎しません。
色に邪魔してほしくないのです。
でも、色もまた音楽の空気を醸す時がありますから、何を写したいか、やはりケースバイケースなんですよね。

今日の京都盆地は晴れ・・です。明日は雪になるそうなので洗濯物は今のうちに・・・。
産経新聞が沖縄のある道路での多重事故に関して米軍曹長が日本人の救出をしたのちに友軍の車両にはねられて負傷した、その日本人を救出したことについて沖縄の2紙が報じないのは報道機関として恥ずべきことだと報じたそうだ。それでその沖縄2紙に抗議が多数寄せられているとのこと。その米軍曹長が日本人を救出したかどうかについては現場にいた米兵も、また現場検分をしていた沖縄県交通機動隊も確認していないというし、米軍当局もまた曹長が日本人救出をしたということは確認していないとしている。産経はそれらの人に取材していない。沖縄二紙をつぶせと言う政治勢力がいて、産経はその広報役を買っているから、勢いづいて大宣伝したモノの引っ込みがつかなくなっている。またこうした産経の報道にすぐさま応じて抗議行動をしている人たちもまた引っ込みがつかない。おそらく名護市長選挙のことなども念頭にあっての報道だろう。(あえて邪推すれば、訂正は選挙後でいいと判断しているかもしれない。)
ところで時事通信は「中国軍が日本海『浸入』 空自が緊急発進」というヘッドラインで記事を書いている。中国軍艦船が日本海に「侵入」して、それにたいして自衛艦・哨戒機が監視に当たり、中国機の飛来に対して自衛隊機がスクランブル発信したという内容を、先のヘッドラインに短縮して表現しているのだ。日本海を航行するのは、そこが公海上であればまさに「航行の自由作戦」を採るまでもない区域で、しかも今回の航路は、日本の領海も領空も「侵す」ものでないことは、自身の本文で述べている。では何故ヘッドラインでは「侵入」の言葉を使うのか。
アジア太平洋戦争時に日本の報道機関は「大本営」の拡声器となって侵略戦争推進に加担した。今や大本営さえ報じていないことを前のめりに「事実」を「ねつ造」し、文言の操作で国民をミスリードさせようとしてさえいる。
琉球新報は「続報を書かなかった最大の理由は、県警や米海兵隊から救助の事実確認ができなかったからだ。一方で救助していないという断定もできなかった。海兵隊は、現場にいた隊員の証言から『他の車の運転手の状況を確認はしたが救助行為はしていない』と回答したが、曹長が誰かを助けようとしてひかれた可能性は現時点でも否定できない。」としている。
これが節度ある報道の姿勢だろう。
洗濯物を青空のもとで気持ちよく干しているこの時に、世の中は危うく動いている。
- 2018/02/01(木) 00:00:48|
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