私自身が写真の基礎・基本を知らないで教えるというのも彼女たちには迷惑な話でしょうけれど・・・・。
暗くなれば街の中の光を探す。お店のウインドウから溢れる光、自動販売機の光、走る自動車のヘッドライト・・・、昼の太陽のようなきれいな光でなくても、それはそれで「夜」の雰囲気をとらえながら・・・。

とにかく最近のデジタルカメラは高感度に強いですから、積極的に生かして。
「適正露出」とか「ホワイトバランス」は昼間の太陽光下の撮影を基準にして、それに近づけようとしているのですから、夜にそういう風に写ったらそれはおかしいわけで、・・・というようなことを少し意識しながら、カメラの優秀な力を利用するというスタンスです。

それにしてもオートフォワイトバランスが実に優秀ですね。
蛍光灯色などはK値調整ではどうにもこうにもうまくいかないことが多いのですが、お任せでほぼ大丈夫。
EVFと背面液晶で見ながら撮れば、設定を「ズリズリ」と変えながら調整できますから、マニュアルで調整してもほぼ失敗はないですしね。

私のX-20ではこういう風にピントが抜けることが多々ありますが、OM-DでもX100Fでもオートフォーカスでほぼ大丈夫だと思います。瞳にもピントを合わせる設定を使えばなおの事。
ただピントは「一点」で合わせるだけではないのですから、そこから先はまた勉強ですね。

とにかく写真撮影の楽しさに十分浸かれば、後は自分の学習力はどんどん高まりますし、工夫のために取扱説明書を読むようになりますから、そうなればしめたものです。

「う~ん、こうなるのかあ。」
今のデジタル写真はこうしてすぐに確認できますから、どんどん失敗を、成功を次に生かせます。それはありがたいですね。
フィルムカメラではこうはいきません。「こうしたから、こうなった」を生々しく確認できないからです。

より多くの人がより手軽に写真を楽しめるようになるのはいいことですね。

そうなれば「この写真は凄いなあ。」と認識できる人がどんどん増えて、プロ、写真家がより活動しやすくなるはずですから。
と、・・・・現実は必ずしもそういう風にはいきませんが。
- 2017/12/08(金) 00:00:26|
- 写真
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0