お二人の時間がなかなか合わなくて15:30に待ち合わせです。
この季節の15:30というと、もう日が西に傾いて、そろそろ光にも黄色味が混じってきます。
しかもこの日は曇り空からポツリポツリと雨粒が。

それで雨よけと光不足を補うためにアーケードの下に入って「写真入門2時間目」です。
このところ一眼レフ機が重い!!と感じている私はX-20で撮ります。
ISOを上げて撮る練習です。
私にしては少々明るすぎますね。

「写真を撮るのは楽しい!!」のですが、何しろ機材はお安くないので、学生にしてはそう気安く「はい愉しみましょう。」とはいかない面もあり。
だから時々サークルの写真展をしている学生に聞いてもなかなかカメラの入手が思うに任せないようなんです。
私も高校一年でホントプに無理をしてもらって親に買ったもらった一眼レフでしたが、交換レンズを買うお金は言うに及ばすフィルム代、現像代、プリント代もなくて「カメラはもっているけれど・・・」状態が長く続きました。

暗室や現像機など思いもよりませんでした。
それでもその頃カメラを買ってもらったおかげで今こうして写真を楽しめます。
当時のカメラは東京光学製のトプコン・ユニでした。レンズシャターでシャッター音の大きなカメラでした。シャッターボタンが前面についているなど個性もあり、TTL測光方式でした。

しかしまあ、当時はとにかく自分のカメラを、しかも一眼レフ機を持っている高校生などはごく少数でしたから、貧乏な家庭にしたら親泣かせのとびきりの贅沢でした。

フジX100fにテレコンバーターレンズを付けています。
コンパクトなレンジファインダー機でストリートフォトを撮るのに適したものですが、こんなレンズを付けるとちょっと主張しすぎでキャンディッドにはふさわしくないかも。
でもよくできたカメラだと思いますよ。
構え方、ファインダーののぞき方など、通常早い目に伝授する課題を後回しにしていますので・・・・ところどころまずいですが、右目で覗けば、ばっちりですね。
ただ利き目はそれぞれ違いますからね、どうでしょう。

お二人はとても熱心な生徒さんです。
- 2017/12/07(木) 00:00:19|
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今でもクローゼットの奥に長尺フィルム用巻き取り器がある筈。
トライエックスでも、できるだけ単価を抑えるために上記器具使っていました。
DPE店で空のパトローネを貰い、それに詰め替えていたものです。
全てダークバックの中の作業ですが、ハイスピードインフラレッド辺りまでに手を出し、フィルムの装填も全て手探りでした。
デジタルになって以来、安物コンデジでスナップだけを撮っています。
- 2017/12/07(木) 14:02:20 |
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やはり色々体験されたのですね。
そういう方は写真(カメラだけでなく現像や用紙などについても)のメカニズムをよくお分かりの上で撮っておられるから強いですよね。
私はどうも技術委的・光学的・工学的・化学的な分野には疎くてただ直感的経験的に撮るだけであまり確たるものが無くて進歩がありません。
高校や大学時代の経験はその後に長く基調となるものがありますね。
- 2017/12/08(金) 09:15:19 |
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- soujyu2 #-
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