この人の作品をジャンル分けするとどういうことになるんでしょうか。
門外漢の私にはわかりません。
少なくとも私の発想には全くないものでした。

少し前にもここに足を踏み入れたのですが、その時には出品者のフルメンバーとそのお友達でにぎやかでした。
この時も、この近くにある別のギャラリーに写真を見に来てのついででした。
通り過ぎるつもりが、「あれ?ちょっと風景が変わったなあ。」と作品の違い?並べ方の違い?にもう一度入場する気になりました。

すると1階の一部の作品は確かにこの前と異なっていましたが他は同じでした。そして今日のお留守番がこの人一人でした。
で、改めてこの人の作品を教えてもらっていろいろ解説を聞きながら話し込んだという訳です。
前回「これからあそこのギャラリーに写真を見に行くんだ。」と話していましたので「写真を撮られるんですよね。何時頃からなんですか?・・・」などという質問を受けて・・・・・
結局、撮らせていただくことになったという訳です。

この日、この会場を出た後で「ポートレート写真のグループ展」を見ました。 かなり評価されている方も含まれていたようですが、
・・・・・いいなあと思うものが2,3点ありましたが、・・・・・私とは方向性が大きく違うということもあり、また言葉を変えれば多くの作品が共感しにくいものでしたので・・・・・こうした表現のものはよく見るのですが・・・・・やっぱり私は私としてやっていくしかないなあと思いました。
「(○○という)人を撮る」ではなくて「(○○という)人で撮る」というものが多数でした。

私は両方ありだなあと思っているので「(○○という)人で撮る」写真を否定するつもりは毛頭ないのですが、{(○○という)人で・・・・・というイメージを撮る」の「・・・・・」にいまひとつ共感できないのでした。
でもまあもっともっと見せてほしいとは思いましたね。

はなしをもどして、この人の作品にしても私のこれまでの「既成の概念」からは大きく外れるわけで、「?」がいくつも頭に浮かぶのですが、やはり話していただくと、いろいろ気づきにつながるものです。
そこがありがたいですね。

「いいなあ」と思うのはこれまで私の中に築かれてきた枠にうまくはまるからです。そういうものばかりを求めて他を拒んでいたら、私の枠はずっと今のままですからね。
若い人の「えっ?! これ何?」からも大いに学ばせてもらいます。
- 2017/11/28(火) 00:00:03|
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