周囲には熱心に聞き、「投げ銭」をしたりCDを喜んでもらっていかれる方がいます。
私がカメラを取り出すと、やはりカメラをもって彼らを撮る若い女性がいました。
どうもその様子ではファンのお一人のようです。

私は85ミリですからある程度下がって撮れますが「そんな遠慮しないで前に出たら?」と声をかけたくなるのが悪い癖です。
そういう自分だって人垣の内側には入ることができないのに・・・・。
それで迫力のある写真が撮れないのは分かっているんですけど。

「俺は特別熱心に人物写真を撮っているんだ。」なんて言うのは自分勝手な思いなんで周囲のどの一人とも同じ立場ですからね。
邪魔はできません。むしろカメラを構えているだけで「邪魔だなあ。」「集中できないよ。」という思いをさせている可能性は大いにあるわけです。
足元に座り込んでカメラを構えられても「なんだかなあ、このおじさん目障り。」という人だっているに違いないのです。

「この人熱心に写真を撮るんだなあ。趣味かな、それとも・・・・。いい作品になるといいなあ・・・・どうぞ前に行ってください。大丈夫ですよ。」なんていう空気は期待してはいけません。この日本では。

と、それくらいに思った方がいいのになあと感じさせる撮り方をするおじさんが時々いますからね。実際のところ。
足が切れたり、写し込むメンバーのバランスが悪かったりとどうもこの場所、この聴衆の中では85ミリは使いにくい。

外国からの旅行者がたくさん体を揺さぶってリズムに乗り楽しそうに演奏を聞き、お金も投げ入れています。
そこでフライヤーを配り、CDをフリーで渡していますよと・・・・。
反応は上々です。


- 2017/11/26(日) 00:00:49|
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