『スーホと白い馬』で馬頭琴を知った程度の知識しかありませんし、ホーミィー(裏声を使ったモンゴルの歌唱法?)の伴奏に使われていたというイメージしかない私にとって「珍しい!」という印象が支配的です。
この人はこの馬頭琴を先生もなくほぼ独学で練習しているのだそうです。
先ほどホーミィーと書きましたが、彼はホーメィを学んだそうです。
ホーミィとホーメィは根っこは同じもので地域的な呼び名の違いかもしれません。(地域が違えば所による個性はおのずと違ってきますね。)
ホーメィはロシア連邦トゥバ共和国に伝わる、一人で二つの声を同時に操る歌唱法だそうです。歌唱法には7つほどあるのだそうですが私はよく知りません。

弾いてみますか?と勧められて楽器演奏の経験もないので弾けるはずもないのですが、とにかく楽器の胴部を脚にはさんで弓を弦にあててみました。弦をさおの部分に押し当てないで浮かせたままにしていますから指に弦の振動が強くつたわってきます。その感覚はなかなか興味深いものでした。

仕事の関係で徹夜明けなのだそうですが、私などとは異次元の生活をしているのかもしれません。電子関係の仕事で神経を使うのでしょうね。

人に教えてもらえば簡単にパスできることも自分で模索していくと能率は悪くても感じ取ったり学ぶものは多いですよと話す。その通りだと思う。
人材育成をこととしている学校教育では捨てられた学習
感だろう。
秋の日差しが彼を包んでとても穏やかな楽しい時間だった。
夕方、鴨川にはいろいろな人が現れますよ。ぜひ来てくださいと誘ってくれた。
- 2011/11/09(水) 00:05:10|
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