京都にはたくさん伝統工芸に携わる方々がおいでです。
私はまだまだその多くの方々にお目にかかっていません。分野によってはなかなか近づく機会さえないわけなんですが。
その中で西陣織、京友禅の関係の職人さんには公開実演の場でたくさんお目にかかってきました。
この方、木下さんもそのお一人です。

今日は暖簾に龍を描いておられます。
以前にも写真を撮らせていただいてずいぶん気に入っていただいて、そのせいで親しくお話をさせていただけます。
この表情は「前回と違って小さなカメラなんですな。」です。
フジX100Fです。

このカメラを購入した事情・・・・来年の「音楽の祭日」清水寺で友愛100本のトランペットの時にシャッター音のしないカメラが必要となったこと・・・・をお話しているところです。
それでそれまでにこのカメラの習熟しないといけないので持ち出しているのですと・・・・・。
「ほう、そういう事も出来るんですな。 それにしても100本のトランペットですか、それは面白そうですなア。」
木下さんのこの笑顔がとてもいいのです。

職人さんは様々な機会に写真を撮られます。プロの方も好んで撮りますし、西陣の活性化のアピールの行政企画の中でも。
様々な目的で職人さんを写真家たちが取り囲んでいますが、それが職人さんたち自身を喜ばせるものになっているかどうかはまた別の話で・・・・・。

私はこれからもその「人」に注目して撮り続けていきたいと思っています。
この写真、木下さんは見てくれるかなあ。
- 2017/09/22(金) 00:00:49|
- 伝統工芸
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0