私がブログに訪問させていただいている方々の中にはとても音楽好き、ことにクラシックがお好きだという方が何人もおられます。
私はそこまで音楽を知っているのでも楽しんでいるわけでもないのです。まあ、ほんのちょっとだけかじって楽しんではいますが。
それで音楽関係の方の写真は特に撮りたいジャンルの一つです。
今日はオーボエの方とファゴットの奏者との練習に呼んでいただいて撮りました。

この方たちは以前にも撮らせていただいていますし、パーティーでもご一緒しているのであまりお互いを意識しないで、一方は曲の練習に、私の方は撮影に専念できます。ありがたいことです。

私はかなり無遠慮な距離まで迫りますし、時にはのぞき込んだりします。ですので、「う~ん、邪魔だなあ!」と練習の集中を損なうようではとても申し訳ないので、そこは少しづつ瀬踏みをしながらです。
後のお話では「不思議に気にならない。」とおっしゃっていただいて安心しました。

広角レンズや望遠レンズを使って撮る工夫も必要なんですが、とにかく口元や頬の動き、指の動きと姿、目の力、頭の働きなどを撮りたい意識が働いていますから、ひとまずはどうしても接近します。音楽状況というよりも音楽をする人を撮る意識が強いんですね。

そして演奏者同士のお互いのコンタクト。
譜面ばかりを見ているわけではないのですね。

私はと言えば、まだ世に出る前の音を聞かせていただいているわけです。
それもどんどん育てられていく音を。
これは実に楽しい時間なんです。
そして音を、楽想を聞いていくうちに、撮りたい状景がまたどんどん出てくるという訳です。

この人たちは年はお若いとはいえすでに20年以上音楽に携わっているわけですから、写真歴とその水準を考えれば、「こと」に取り組むという点においては大先輩なわけです。
しかし、もっともっと高いものを目指そうという上では私と同じように?「若手」であるわけで、そういう共感を持って撮りたいと思っているわけです。
私はこの人たちに機会をいただいて成長していくわけです。
安倍首相が次の国会の冒頭に国会解散をするつもりらしいと報じられている。
稲田防衛相の日報隠ぺい問題・自衛隊防衛省の政治利用問題などを内閣改造で隠ぺいし、森友・加計問題は野党から憲法の規定による衆院開催は握り潰し、そのうえ次回国会での追及を逃れるために冒頭解散をするらしい。
北朝鮮は安倍政権の危険度が増すたびにミサイルを発射し、それがアメリカに対するけん制であるにもかかわらずいかにも日本を狙って発射されているかのよう之官邸が意図的に「印象操作」をする。アラートを利用し、避難を煽り立て、指示命令に従わざるを得ない行政の執行によって無理やりにでも危機意識を増幅しておいて、他方、民主党のほころびと小池新党の迷走と人気の陰りの機会を狙っての解散・総選挙。どこまでも党利党略、安倍政権ファーストの政治判断だ。
北朝鮮ミサイル発射・核兵器開発の問題の影でオスプレーは様々な事故を起こしながら飛行を続け、原発再稼働へはまっしぐら。福島・東北復興の状況報告もなければ、課題提起もない。東京電力の責任問題もあやふやなら、森友問題も加計問題も「そのうち忘れるだろう」的やり方で隠ぺい。対米軍連携の実態も国会閉会中にどんどん進行させる。
そのうえ「仕事師内閣」とか言いながら各大臣の所信表明演説さえ国民に対してなされず、仕事をする間も有らばこそ国会解散するなんて、まあどうせ、ただの看板でしかないことは国民がお見通しではあるモノの、あまりにもひどい話ではないか。
こういう安倍自民党政治が民主的な政治などとはいかに大目に見ても言えない。否、むしろ憲法をないがしろにし、国会・国民を遠ざけての政治にまい進しているとしか言いようがない。
今度の衆院解散はそれをものの見事に象徴したモノになるといえよう。
ところで私の最大の危惧は国会解散をしておいて、その間に北朝鮮のミサイルの些細な事故を口実にして一挙に軍事行動の水際にまで進むか、米軍主導の軍の展開に対応した米軍への協力・相互防衛のレベルを格段にアップすることだ。何しろそれをチェックする国会が参院だけで、国民の耳目も、マスコミの煙幕によって選挙にむけられているのだから。
これは大いにありうると思っている。麻生何某のごとく「ナチの様にやれないかね」が彼らの思考だから。
しかし、反面安倍政治に対する極めて直截な異議申し立ての時機到来であることも事実。
私としてはその点では興味津々である。
- 2017/09/20(水) 00:00:59|
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