今年の夏は地方〔東北など〕によってはかなり日照が少なかったようで野菜の生育にも大きな影響を与えています。電化製品も飲料水なども売り上げに大きな影響が出たとか・・・。
その一方で、秋の気配が次第に濃くなった今日この頃ですが、何か「夏」を満喫できないままで後ろ髪を引かれている方も少なくないのではないでしょうか。
斯くいう私もその一人ですが。

先月の写真展が終わると、来年の6月まで、CDジャケットの撮影以外にはこれといった大きなイベントはありません。
親しくしてもらっている方たちと 「自ら楽しいことを作って人生をワクワクさせていこう」ということをよく言い交すのですが、まさにその通りでして、何かいいものが・・と口を開けて待っていても欲得尽くしのジャンキーカルチャーが溢れかえっている中ではろくなものは放り込まれない世の中ですから、自分たちでよいものを作って世の中の空気を多少とも変えていきたいものです。

この辺りではよく撮影会もされているようです。
先ほども、私と同世代の方がモデルさんと思しき浴衣の若い女性を連れて撮影をされていました。
撮影している人がプロなのかアマなのかはわかりませんでしたが、ポージングもちょっと派手な感じで「モデルしてるなあ」という風な撮影でした。 私とは風合いの違う写真をお撮りになっている感じでした。
が、「頑張ってますね。」と、エールを送りたい気持ちがしました。

「世界最高の写真家集団マグナム・フォト創立70周年 パリ・マグナム写真展」が今月の18日まで京都文化博物館で開催されていました。
私には珍しく3回見ました。
こういう写真によって、呼び起こさなくてはいけないと感じているものが私の中にくすぶったままになっているので、かなり意識して見ました。

それで、それがいくらか起爆の役割を果たしてくれたかというと、それはまあよく分かりませんが、かなり感銘を受けたことは確かです。
その一方で、素直に「人の魅力を撮りたい」というのはこれまでも、これからも変わらないので・・・・。




- 2017/09/19(火) 00:00:50|
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