スマホで「自撮り」をしようといろいろ試みているようでした。
そういうのを見ると、せっかくなんだから・・・・何がどう「せっかく」なのかは説明しにくところですが・・・・撮ってあげたいなあと思ってしまうのです。
いや撮らせてもらいたいなあというのが本心なんでしょうね。

私の先入観に「この辺りで浴衣を着て写真を撮っているのは観光の人だろう。」というものがあります。
既にそうでないケースに出会っているにもかかわらずです。
とにかく圧倒的に外国の方が多いですし、日本の方も観光の方が多い。

でも、この人たちは「市内」の方だそうです。
幼馴染のお二人でずっと仲良くしてきたのですが来春には大学を卒業する人が遠くに就職することが決まったので、今日はその思い出作りなんだそうです。
ただただ「今日」にしか生きてこなかった(ここは現在完了の「継続」ですね)私は、こうして先を見通して未来のために何かするという人を見ると感心します。

「浴衣を着るきっかけ」も欲しくて、花火を見に行こうとも計画したのだけれど、着慣れない浴衣を着て遠くまで混雑の中に行くのはちょっとしんどいねという事で、こういう機会を作ったとのこと。
そのおかげでこうして出会うことができました。
時間は少しなら自由が利くという事で、「この辺りを少し回りましょう。」ということに。

ついこの前も同じパターンがありました。
そして素敵な写真を撮る機会になったのです。

今日は暗いズームレンズを付けて、しかもオートフォーカスではありません。
夏の明るさは日向と日陰の明るさの差の大きさ、雲が出て陽を隠したり陽がのぞいたりと目まぐるしく条件が変わります。
そうなると条件に翻弄されて混乱しきり・・・です。

それにしても面白いですね。
こうして二人で連れ立っている二人の位置関係はほとんどいつも同じです。
前にご一緒したお二人もそうでした。
なんとなく心理的に落ち着く並びになるのでしょうか。
- 2017/09/17(日) 00:00:21|
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