「若者は成長する」と書いていますが、
「老人もまた成長する」のです。 それは周囲の知人や写真を通じて出会う方々を見てそう思います。
またそうでなければつまらないですね。
自転車で行く人を画面に入れて、あまりポートレート、ポートレートしないようにしてみました。
私のよくやる手です。

そして誰もいないケース。 遠い点景にはいますけど。

そんな話をしながら背後に自転車の気配を感じたのでまた撮ってみましたが・・・・。
直ぐ後に若い女性が通りましたが・・・・・背中に目がありませんから・・・・・気配だけで撮ると期待とは違いました。

この辺りは鴨川の岸辺の中で、私がもっとも好きな場所の一つです。
「日本に京都があって良かった」というコピーがありますが、「京都に鴨川があって良かった」と私は幾度も思います。
三条や四条は私の好きな鴨川のベストファイブには入りません。
観光においでの時はその辺りからさらに上流に、さらにさらに上流に行かれることをお勧めします。(高瀬川も同様に三条四条間よりも上流か下流にどうぞ)

そして鴨川を歩いているときに背中にリュックを担いで青い自転車に乗って走っている髭のおじさんを見つけたら「写真撮って!」と声をかけてください。
きっと快く引き受けると思います。 その人はきっと甲斐さんか私ですから。

いやそれにしても思いのほか暑いね。
普段の疲れが出て来てるのかな。貴重な休みの日をつぶしてしまって体を休めることができないのが申し訳ないね。


私などは海外に行ってもなかなか一人歩きができないのですが、

60年代の高度経済成長の少し経済的に余裕の出てきた日本国民は大挙して海外に観光に行きました。
観光ガイドの旗を先頭にそのお尻について右と言えば右を向き左を見ろと言えば一斉に首を振って、土産物店では大量に買いあさり、浴衣姿でホテルのロビーを闊歩していたものです。

今はさすがにそれほどではないかもしれませんが、日本国民が他国民にとやかく説教をするほど偉い国民とも思いません。
どの国民も歴史的経験とともに洗練されていくのです。冷静にアドバイスしてあげればいいことです。
あまり自分のことを棚に上げ過ぎるのはかっこいいことではないでしょう。
この人くらい主体的に、自律的に旅行を楽しめる国民に日本人が成長しているかの方も振り返ってみたらいいと思います。
- 2017/09/05(火) 00:00:20|
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